紫キャベツとりんごのソース煮
■材料(4~6人分)
・紫キャベツ:千切り二掴み
・りんご:中1個
・玉ねぎ:中1/4個
・オリーブオイル:大2
・ブラウンシュガー:大1
・シナモン:小2
・クローブ:4~5本を粗く砕く
・ウースターソース:大3
・バルサミコ酢:大2~
・水:カップ1(160ml)
■作り方
(1) 紫キャベツは千切りに、りんごは小さいキューブ、千切りなど好みの形に、玉ねぎは薄くスライスにする。
(2) 鍋にオリーブオイルを温め、ブラウンシュガーを入れ、ふつふつしてきたらシナモン、クローブ、りんご、玉ねぎを加え、中火で少し焦げるまでよく炒める。
(3) そこに紫キャベツ、水、ウースターソース、バルサミコ酢を加え蓋をして40~50分、中火→少し弱火でクタクタになって水分がほとんどなくなるまで煮込む。
(4) 最後に味見をして、もっと酸味と甘みが欲しかったらバルサミコ酢を少し足す。
このレシピは先日、ボーイフレンドのお父さんの誕生日食事会で、ドイツ料理店で食べた、付け合わせから思いついたレシピです。
ドイツ料理といえば基本は肉の塊……。私はベジタリアンなのでほぼ付け合わせだけを食べている状態でしたが、牛肉のシチューに添えられていた紫キャベツにはクローブが効いていてちょっと甘くて妙にクセになる、ていうかこれ、ウースターソース? という味でした。
冷蔵庫に残っていた紫キャベツに自家製ウースターソース、季節のりんごで甘みを足して……。似たようなものを作ってみたというレシピです。
ドイツ人の友達に大好評でしたので、これはドイツ料理と言えるのかも!? ウースターソースの味が完成しているので失敗しません。
ネットでクラシックなドイツ料理「紫キャベツとりんごのソース煮」のレシピを探してみたところ、ラードで玉ねぎを炒めてそこにキャベツ、リンゴ、砂糖、酢、塩、月桂樹、クローブ、レッドワインを入れて煮込むようです。
ドイツでは鴨や牛肉、ソーセージなどの肉料理と、クヌーデルというじゃがいも団子にこの紫キャベツが寄り添うのが定番の三位一体。
この一品だけで食べるとなんだかなーという感じなのですが、色々な料理と一緒にお皿に乗せて食べると、他とは違った味で意外と華やかなアクセントの役割をしてくれます。
ベジタリアンの人はキノコやジャガイモ料理と一緒に食べるのがオススメです。お試しください。
ベルリン発レシピ集
「スポンテニアス」のすすめ
Column
ベルリン発レシピ集「スポンテニアス」のすすめ
ベルリン在住の料理家・あっこさんが提唱する、「スポンテニアス」な日々の料理。旬の食材を安く買って、冷蔵庫やストックにあるもので、気ままにインプロバイズ(即興で作る)! 超便利な常備食材と、季節の野菜を組み合わせたレシピをご紹介します。
2019.01.28(月)
文・撮影・レシピ考案=あっこ
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