朝の海の静けさの中でメディテーション

 3年連続で「全米一ハッピーな州」に選ばれたハワイ。その理由のひとつは、ヘルシーなライフスタイル。確かに、オアフ島のどこへいっても見かける元気なロコたち。ワイキキからカハラへ抜けるダイヤモンドヘッド・ロードでは常に誰かがジョギングしているし、カピオラニパークにはサッカーをしている少年たち、もちろん海にはサーファーがいっぱい。

 そして、もうひとつの大きな要因は、精神的な健康度の高さだそう。内面のヘルシーさを人々が求めるようになって急成長しているヨガですが、オアフ島では数軒しかなかったヨガ・スタジオが、この10年間で数十倍にも増えていて、様々なヨガ・スタイルが紹介されています。

ビーチ・サイドの芝生ではなく、砂浜で行なうヨガ

 過酷な暑さの中で行うホットヨガはいまなお人気ですが、最近ブームとなっているのはビーチ・ヨガ。もともとあったスタジオの新しいプログラムとして始まったり、個人で始める人がいたり、といろいろですが、そのほとんどはビーチ・サイドの芝生というロケーションで行われます。

 そんな中、唯一ビーチの砂浜でヨガをやっているのがインフィニート・オーシャン・スタジオ。作家・スティーブンソンが『宝島』の構想を練ったと言われている由緒ある場所「ハウ・ツリー・ラナイ」の目の前のカイマナ・ビーチにて週に2回、早起きして行うビーチ・ヨガは、海を見ながらハワイモード全開で気持ちいい! ここで教えてくれるのは、クンダリーニ・ヨガです。砂浜なのでビーチタオルを持ってくる人がほとんど。マントラではじまり、体に7つあると言われるチャクラを順番にオープンにしながら、ヨガポーズを取っていきます。

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2012.10.12(金)