人とすれ違う時、なんだかにおうな……と感じたことありませんか? この時期は特に体臭が気になります。しかし、いいにおいだと思って付けている香水やヘアスプレーを、他人は不快に感じているかも。そんなにおいの悩みを解消してくれるアイテムが登場しました。

におう? におわない?
においレベルを“見える化”

タニタ「においチェッカー ES-100」

オープン価格(実勢価格12,800円/税抜)
http://www.tanita.co.jp/content/etiquette/es100/

 それがこちら、タニタの「においチェッカー ES-100」です。体臭や強すぎる香水のかおりなど、気になるからだの“におい”をチェックできるのです。

 使い方はとてもシンプル。本体上部のふたを開けると、電源がオンになります。あとは本体の先端を首回りや脇など、からだの気になる部分に近づけるだけ。約10秒間で測定が終了します。

 サイズは幅94×奥行き25×高さ52ミリ(センサー部分収納時)、重さは約60グラム(乾電池除く)と、コンパクト。手のひらに収まる大きさなので、手軽に持ち運ぶことができます。外に出かけることが多いこの季節、外出先でチェックできるのは嬉しいですね。

 本体の先端には、においを感知するセンサーを搭載。このセンサーでどのくらいにおっているか測定します。

 においレベルは、0~10の11段階。0~3は特ににおいがないセーフライン。4~6はにおいを感じる強さ、7~10は非常に強いにおいがあるサイン。5を超えた際は、においケアを行う必要があるデオドラントサイン。自分では分からないにおいを短時間で教えてくれます。

 センサー部分は2,000回または約1年間の測定が可能で、別売りのセンサーカートリッジ(オープン価格〈実勢価格5,000円/税抜〉)を交換すれば、続けて使用することができます。

 商品発表会場では、さまざまな“においがするモノ”を測定できるブースがありました。

 わたしはチーズから放たれる独特のにおいが大の苦手で、食べることを避けてきました。そんなチーズが目の前に……。しかも、数ある種類の中で最も臭いブルーチーズ。恐る恐る測定してみると、レベル4と判定。測る前から予想はしていたけれど、やっぱりあなた臭いんですね。

 そのほか、お酢や香水が付いた衣類、世界一臭いと言われているドリアンなどが用意されており、お酢はレベル5、香水は4、ドリアンは10と、どれも不快に感じるレベルに達していました。

2018.08.21(火)
文・撮影=善村苑香