マリメッコのアウトレットは宝の山?

 マリメッコのファンにとって聖地といえるのが、ヘルシンキの中心地から車で約20分の郊外にある本社&工場&アウトレット。

 8名以上集まれば、プリント工場の見学もリクエストできる(毎週木曜11~13時/要予約)。目の前で定番のウニッコや最新デザインが機械から出てくる様子は、たとえファンでなくてもわくわくするはず。

 製品を厳しくチェックするスタッフの真剣さも伝わってくる。ちなみに年間100万メートルのテキスタイルがプリントされ、すべて人の目で検品されているというから驚きだ。

 工場案内のスタッフから、布の端にデザイナー名、生まれた年、デザイン名がプリントされていると説明を受け、改めてチェックしてみると、定番テキスタイルがいかに長く愛されているかがわかる。

 この「マリメッコ・ヘルットニエミ・アウトレット」内には新作デザインの並ぶショップとアウトレットがあり、ショッピングもできる。アウトレットでは量り売りのテキスタイルやシーズン落ち、B級品に加え、運がよければ商品化前のプロトタイプの掘り出しものもゲットできるかも!?

Marimekko Herttoniemi Outlet
(マリメッコ・ヘルットニエミ・アウトレット)

所在地 Kirvesmiehenkatu 7, Helsinki
電話番号 09-758-7244
https://www.marimekko.com/eu_en/

 今回滞在したのは、インターコンチネンタル ホテルズ グループのブティックホテルブランドのひとつ、「ホテル インディゴ」。

 街路樹が美しいブレヴァルディ通りに位置し、19世紀の歴史的な風情とすぐれたデザイン性、2つの魅力を備えた街の中心地にある。

 8階建て120室のコージーな雰囲気で、さりげなく置かれた調度品ひとつひとつがおしゃれ。ホテルというより、我が家のようなくつろぎが女子旅におすすめ。

Hotel Indigo Helsinki - Boulevard
(ホテル インディゴ ヘルシンキ ‐ ブルバード)

所在地 Bulevardi 26, 00120 Helsinki
電話番号 09-6899-9032
http://helsinki-boulevard.hotelindigo.com/en

 1泊だけでも、かなり遊べるヘルシンキ。ストップオーバーは最短5時間から最大5泊まで可能。ちょっとした寄り道気分で濃縮された旅が叶えられる。

【取材協力】
フィンエアー

http://www.finnair.co.jp/

Visit Finland(フィンランド政府観光局)

https://www.visitfinland.com/

古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/