スポンテニアスな野菜のステーキ
それではまず、常備食材の中から「ジャム」をいろいろ使って、ベルリンでは大根よりも定番のコルラビ(Kohlrabi)という野菜をステーキにしてみます。
このレシピもコルラビが一個80セントで、大きくて美味しそうだったとき、「照り焼きにしてみようかな? と思ったらみりんがなかった! 蜂蜜も切れてる……と冷蔵庫を開けるとそこにはロンドンの超素敵オーガニックスーパーLeila’s Shopで買ったポルトガルのビター・オレンジ・マーマレードが! いけるかも?」という感じで生まれたスポンテニアスレシピです!
日本でも最近では手に入るようになったコルラビですが、まだそれほどポピュラーではないと思うので、見つからないときは大根で同じように作ることができます。
●「コルラビのマーマレードステーキ」のレシピ
■材料(2人分)
・コルラビ:2個
・ココナツオイル(またはオリーブオイル):大さじ1
・ビター・オレンジ・マーマレード:大さじ1
・醤油 (私はたまり醤油を使います):大さじ1.5~2
・ディル、バジル、パセリ、パクチー、三つ葉などのハーブ(割となん
でも合います)
■作り方
(1) コルラビは厚めに皮をむき半分にスライスする。
(2) フライパンにオイルを温めコルラビを両面中火でじっくり焼く。
(3) 竹串が刺さるくらいに火が通ったら、マーマレードと醤油を入れ、表面をしっかり焦がす。
あっという間にできました。私は少し歯ごたえがあるくらいが好きですが、その辺はお好みで。冷めてからも味が染み込んで美味しいのでお弁当にもいけます。ディルやパクチーと合うので、もしハーブがあったらその辺もスポンテニアスしてみてください。
マーマレードの代わりに金柑の砂糖漬けを手作りしたものを使っても香りが高くて美味しいです。
2018.05.17(木)
文・撮影・レシピ考案=あっこ