クリスチャン ルブタンの3大魅力
アーティスティックでフェティッシュなデザイン
指腹からヒールにかけての曲線がセクシーで挑発的。マニアをも虜にする色気が立ちのぼる。ショーガールやエキゾティックな世界への憧憬以外にも、建築やランドスケープなど幅広い“美”への情熱が、靴づくりの源となっている。
革新的な後ろ姿を生むレッドソール
ルブタンを履いているという優越感を抱かせてくれるレッドソール。クリスチャン曰く「前から見るとマレーネ・ディートリヒで後ろ姿がマリリン・モンローというイメージが理想」。赤い色には、情熱、愛、血といった意味が込められている。
セクシーさの新表現甲の浅いカッティング
アッパーの甲部分のカッティングは、今でこそ他ブランドでも浅いものが増えてきたが、元祖ルブタンは抜きんでた浅さ。指股が覗くフェティッシュな艶っぽさは、レッドソールと並んでルブタンらしさの象徴。足が華奢に見えるというメリットもある。
【履き心地チェック】
淡いピンクのサテン地に黒の繊細なシャンテリーレースの組み合わせは、足を入れる瞬間から胸が高鳴るほどのセクシーさ。足幅が細身なので華奢な足の人にぴたりとフィットしそう。
2012.04.13(金)
text:Haruko Murakami
photographs:Kevin Chan / Hiroshi Kamaya
styling:Chiaki Furuta