ゆるキャラに民族舞踊
会場内でわくわく世界旅行!
世界各国・地域のブースの一部をご紹介しよう。まずはアジアから。
右:同じ台湾でもこちらは現代的なパフォーマンス。
台湾のブースでは、京劇の役者さんがフルメイクで記念撮影に応じてくれたり、女性グループのパフォーマンスがあったりと、かなり華やか。
フィリピンのブースではマッサージのサービスがあって行列必至。マレーシアのブースでは白い服を着た皆さんがリゾート気分を盛り上げていた。
タイのブースにはゆるキャラ「ハッピーちゃん」が。タイ国政府観光庁のマスコットキャラクターだ。肌は白いビーチの色を、眼は青い海の色を、笑顔は微笑みの国タイを表しているのだとか。そして、個性的な髪型はタイで採れるゴムの木の実。そのアンテナでタイの楽しい情報をキャッチして届けてくれる。
人気のハワイのブースは情報も豊富。数多くのパンフレットが並んでいた。アメリカ本土のポートランドのブースではテレビの撮影が。会場内には取材の皆さんもたくさんいらしていた。
私が大好きな南部アフリカ各国の共同ブースでは、アフリカ大陸最南西端の喜望峰の風景とともに記念撮影ができるコーナーのほか、アフリカで楽しめるアクティビティや絶景などが紹介されていた。サファリもしたいし、ダイビングも魅力的!
ほかにも、小さなブースながら人だかりができていたのはやっぱりマルタ。これから暑さが和らいで猫が街に出てくるという、猫好きにとってのベストシーズンに入る。私が特集を連載中のキプロスも、今年はしっかりブースを出してパンフレットを配布していた!
最後に気になったのはバルト三国のブース。エストニア、ラトビア、リトアニアの3カ国の共同ブースだ。小さなスペースながら、民族音楽や民族舞踊のパフォーマンスがあって華やか。そして、顔ハメが設置されていた。
ここでまさかの出来事が。この日、会場に訪れていたエストニアのヤーク・レンスメント駐日大使と顔ハメ写真を撮らせていただいた!
会場でふるまわれたエストニア産のルバーブのワインが美味しすぎて酔った勢いとは怖いもので……。でも、フレンドリーな大使のお陰さまで、一気にエストニアのファンになってしまった。取材に行かなくては!
ツーリズムEXPOジャパンは来年も9月に開催される予定だ。今年行けなかった方も、来年はぜひ会場に足を運んで、東京にいながらにして世界旅行を楽しんでほしい。
ツーリズムEXPOジャパン
http://www.t-expo.jp
たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)
トラベル&スパジャーナリスト。渡航150回超・70カ国超、海外スパ取材250軒超、ダイビング歴800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は4刷で、台湾・中国にて翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』も中国で出版された。『ファーストクラスで世界一周(仮題)』近日刊行予定。
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Column
トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート
大都会から秘境まで、世界中を旅してきた女性トラベルライターたちが、デジカメのメモリーの奥に眠らせたまま未公開だった小ネタをお蔵出し。地球は驚きと笑いに満ちている!
2017.10.24(火)
文・撮影=たかせ藍沙