一番人気は「はちみつバウムクーヘン」！
「はちみつバウムクーヘン」大、小 各500円／100g。
その原点となったのが、定番で一番人気の「はちみつバウムクーヘン」。愛媛県産のみかん蜜と百花蜜を半々で合わせた芳しい蜂蜜を、スプーンで生地にかけていきます。その際、わざと均一にせずに垂らして焼き上げるのだそう。よく見ると、焼き上がりの層の間に蜂蜜の部分がある。それが、おいしさのポイント。大中小、いろんなサイズで焼かれています。
食べると、蜂蜜の風味が口の中にふわっと広がります。まろやかで、優しく上品な味わい。ダージリンのファーストフラッシュを合わせてみたくなります。ミルクティーにもコーヒーにもぴったりマッチ。
左から時計回りに「抹茶バウムクーヘン」「チョコミントバウムクーヘン」「はちみつバウムクーヘン」。
「抹茶バウムクーヘン」は、京都宇治・丸久小山園の抹茶を使用。抹茶のほろ苦い風味と深い余韻の虜になります。お薄はもちろん、番茶、ほうじ茶など、日本茶はどれも合いそう。エスプレッソやカフェオレとも好相性。
「チョコミントバウムクーヘン」は、さわやかなミントの香りが口いっぱいに広がります。冷やして、アイスクリームと一緒に食べるのもオススメ。ワインも合います。
以上と、ほろ苦い大人味の「ビターチョコレートバウムクーヘン」の4種類が定番。どれもなめらかな口溶けです。
小麦粉、浮き粉、マジパン、バター、卵が基本の材料。小麦粉は南部地粉。マジパンは、ドイツから輸入した「はちみつマジパン」を使っています。ちなみにこのマジパン、日本ではここだけ。
焼印もかわいい「はちみつバウムクーヘン」。
クセのある黒砂糖は使わず、粗製糖を使用し、卵は飼料にこだわった鶏のもの。
「地粉とはちみつマジパン、卵で、もっちり感が出ます」と森さん。保存料や着色料、防カビ剤、膨張剤を使わず、こだわりの材料で、一層ずつ、ドイツから輸入した専用のオーブンでつきっきりで焼かれているのです。
「食べた人に熱烈に好きになってほしいと願って、1本ずつていねいに焼いています」
○や△、渦巻きやハートの焼印が押され、見た目もキュートなバウムクーヘン。種類が色々あるだけでなく、量り売りされているのもうれしい。
2017.07.11(火)
文・撮影＝そおだよおこ
