ブタのみならずイグアナまで!

きれいな海でいつも泳いでいるせいか、清潔な感じです。

 ボートが島に近づくと、木陰から薄桃色や黒いブタさんたちが次々と顔を出し、躊躇することなく海に入り、こちらに向かって泳いできます。

「ごはん、ちょうだい。早く! 早く!」

 数頭のブタさんたちがボートの舳先まで泳いできて、「食べ物、ちょうだい!」と猛烈にアピール。朝いちばんのボートを、待ち構えていたようなのです。

 キャプテンの合図で海に入ると、ごはん欲しさにすり寄ってきます。手に餌のパンをもっているのがバレると、体当たりもしてきます。かなりの巨体なので、海の中へと押し倒されてしまうことも……。

無人島には赤ちゃんブタが。こうして数が増えていくのでしょうね。

 無人島に上陸すると、赤ちゃんブタたちがブヒブヒブヒとお待ちかね。くるりと丸まった尾がカワイイこと!

 ブタというと、近頃はペットとしても市民権を得てきていますが、あまり清潔とはいえないイメージ。それが、光躍る軽やかなカリブ海がお風呂がわりになっているのか、汚れていないし、臭いも一切ありません。野ブタのような凶暴さもなく、愛嬌もたっぷり。

 現在20頭あまりを数えるビッグメジャーケイのブタさんたち。どうして住み着いてしまったかは諸説があります。

 船乗りたちが連れてきて、成長した頃を見計らって島へ戻り、食べようと思ったものの、放置したまま月日が経ってしまった説。ブタさんたちが食べられないで、よかった、よかった。また、沈没しかけた船から島へ逃げてきたという説も。

スターフィッシュベイでは巨大なヒトデをウォッチング。

 このエグズーマ・ケイのツアーではブタさんたちと遊んだ後に、ブルーホールでスノーケリング、スターフィッシュベイで巨大なヒトデを見て、波が打ち寄せるたびに海水が噴き出すビーチへ。

苦手なはずのイグアナも、いつしかかわいく思えて、触れるほどに。

 そしてシメに訪れるのが、イグアナの島。上陸すると、あちこちからイグアナたちがやってきて、気付くと、グルリと囲まれています。爬虫類は苦手だったのですが、あまりにフレンドリーな対応に、かわいく思えてくるから不思議です。

1匹、2匹と数えていたけれど、草陰から次から次に現れるので、途中で断念。

2017.07.01(土)
文・撮影=古関千恵子