花火をイメージした大福も!
そんなフルーツ大福の究極が「鴻池花火」。中には、フランボワーズ、ブルーベリー、パイナップル、バナナ、オレンジの5種のフルーツと生クリーム、こし餡、スポンジ生地と求肥がバランス良く入っています。「フルーツパフェのような味です」と彩さんが言うとおり、ひと口毎に異なる味が楽しめる一品。
「この辺りには花火大会がないんです。それで、父が大好きな花火をイメージしたお菓子を創作してみました。大きいけれど、女性でも1個食べられる上品な味わいです」
彩さんの思いがこもったお菓子は、花火のように華やかなおいしさ。地元の客が気に入って手土産にしたり、冷凍で各地に送ったり。お店の顔となる商品になってきました。
フルーツ以外の大福も人気です。ふんわり、もっちりした求肥餅が、和だけでなく洋の風味も包み込んで、おいしくまとめるのかもしれません。「お餅は、滋賀県産雪姫羽二重餅米を使用しています」。
「ショコラノワゼット」は、ベルギー産ミルクチョコレートとビターチョコレートをブレンドし、香ばしいヘーゼルナッツでリッチな味わいに。
「珈琲」は、コーヒー豆を細かく挽いて餡にプラス。なめらかで濃厚な生クリームを中心に包んで、コーヒーの風味が際立ちます。
どちらもコーヒーと一緒に楽しみたい大福。
「抹茶クリーム」は、宇治抹茶を使用した抹茶餡、北海道産大納言小豆、生クリームを求肥餅で包んでいます。
「焼くるみと大粒栗」は、ローストした香ばしいクルミを求肥餅に練り込み、大粒栗とこし餡を包んだ限定品。
2017.03.15(水)
文・撮影=そおだよおこ