「文春オンライン」に敗れたサイト名は?

●新文藝春秋

「文藝春秋」と「新文藝春秋」を擬人化してみた。左が「文藝春秋」、右が「新文藝春秋」。

 まずはシンプル・イズ・ベストということで、「新文藝春秋」という名前を提案してみた。サイト開設発表記者会見には編集長が黒いタンクトップを身に着けて登場する、という構想も付け加えたが、即座にボツとなった。

●シン・文藝春秋

 「新」ではなく「シン」ではどうか、今流行ってるじゃないかと食い下がったが、やはりダメだった。

2016年12月5日にローソン限定で発売された「週刊文春エンタ!」こそ、表紙からいって「シン・文藝春秋」と呼ぶにふさわしいかもしれない。

●センテンススプリング

例のゲス不倫騒動の前には、弊社はす向かいの有名ラーメン屋の前に、帽子を目深にかぶりながらお忍びで並んでいるベッキーを何度か見かけたものだが……。

 グローバルなウェブの世界に打って出るにはこの英語名こそふさわしいと思ったが、「他人様がつけた名前をあっけらかんと商標化するつもりか」とたしなめられた。

●続・火花

Netflixで放送されたドラマ「火花」は、2月26日(日)より全10回シリーズでNHK総合でも放送される。

 近年の弊社における最大のヒット作である記録的大ベストセラーの名前にあやからない手はない、このサイト名なら異常なほどの閲覧数を叩き出すに違いないと思ったが、内容にまったく即していない名前であるとして却下。

2017.01.25(水)
文・撮影=ヤング
写真=文藝春秋、共同通信