色彩を際立たせる撮影のコツ 番外篇
「色彩に出会えるタイの必訪スポット」

シャングリ・ラ ホテル バンコクの部屋からの眺め。市内を流れるチャオプラヤー川の川沿いのホテルはどこもオススメ! @Bangkok

 最後に素晴らしい色彩に出会えるオススメスポットを紹介する。

 タイは織物が盛んで、中でも「タイシルク」と呼ばれる絹織物は世界でも有名だ。あまり知られていないタイ北東部のサコン・ナコーンやウドーン・ターニーにも数多くの織物工房が構えられている。

タイ北東部のサコン・ナコーンにあるQueen Sirikit Sericulture Center。ここで素晴らしいタイシルクに出会える。センターでは蚕から糸紬、染色、織りまですべての工程を見ることができる。@Sakon Nakhon

 シリキット王妃が地方の村人の生活を支えるために始めたプロジェクト「The Project of Her Majesty the Queen Sirikit」の教育センターもそこにある。村人に織物や陶器作りの技術を教え、彼らの生活を少しでも豊かなものにしようと始めたものだ。

 私は村人の笑顔を見てすぐ、このプロジェクトが成功していることがわかった。では写真とともにオススメスポットを紹介していこう(それぞれの町の名前は@マークで明記)。

The Queen's Galleryでは国内各地で織られた布が展示されている。@Bangkok
Wat Phra Kaeoは通称エメラルド寺院。エメラルドブッダは季節に合わせて年に3回、衣替えする。一見の価値ありだが、撮影禁止となっているので目に焼き付けるしかなさそう。@Bangkok
藍染工房Kram Sakonでは藍染体験もでき、自分で染めた世界にたった一つだけのスカーフやTシャツなど作ることができる。@Sakon Nakhon
Ban Kut Na Kham Arts and Crafts Centerはシリキット王妃のプロジェクトで1983年に創設された。陶器、織物、木工など様々な工芸品を制作している。見学自由。@Sakon Nakhon
上記のセンターにて、地元の学生たちが英語でセンターの説明をしてくれた。働く人々の笑顔がいい! @Sakon Nakhon
ウドーン・ターニーにあるバーン・チアン(またはバン・チエン)古代遺跡は1992年にユネスコ文化遺産に指定された。4000年以上前の壺に書かれた模様は興味深いものがある@Ban Chiang

2016.09.25(日)
文・撮影=山口規子