松波酒造若女将の金七聖子さんに、能登半島の魅力が詰まった“能登丼”について伺いました。
» 第1回 20種類以上の魚介がてんこ盛り「能登穴水海鮮丼」
» 第2回 ステーキ&すき焼きの夢コラボ「能登牛贅沢丼」
» 第3回 ジューシーな能登牛を堪能「能登牛ステーキ丼」
» 第4回 水揚げ量日本一の絶品ふぐ「ふぐ丼」
» 第5回 ピチピチ魚介のたたきがたっぷり「能登海鮮たたき丼」
◆ 山海の幸がつまったボリューム満点丼
セミナーハウス山びこの「猿鬼丼」
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食事のほかに、そば打ちや果物収穫など体験プログラムも行っている宿泊施設。その昔、当地に海の幸、山の幸を食べて洞窟に住みついた猿鬼という化け物がいて、その猿鬼伝説にヒントを得て考案した丼を供する。山海の食材を味の濃い地鶏の卵とじにしたり天ぷらにすることで、滋味豊かな味わいに仕上げ、名物の手打ち山かけそばも付く。能登の味覚を余すところなく楽しみたい。
●素材はこれ!
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セミナーハウス山びこ
所在地 石川県鳳珠郡能登町黒川33-61
電話番号 0768-76-1611
営業時間 11:00~14:00、17:00~19:00
定休日 無休
URL http://yamabiko.hp.gogo.jp/pc/index.html
夏の岩牡蠣、秋冬には蟹も!
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右:小木漁港産の紅ずわい蟹を1杯以上使った、焼肉・居酒屋 あさひの「かに丼あさひ風」。9月~6月まで提供。
7、8月の夏しか食べることができない能登産の岩牡蠣は、身が大ぶりなのが特徴。また、秋冬には日本海の味覚・蟹も登場する。
民宿&お食事むろや
電話番号 0768-82-1188
焼肉・居酒屋 あさひ
電話番号 0768-62-3291
●今回、お話を伺ったのは……
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金七聖子(きんしち せいこ)さん
松波酒造若女将。能登の振興を目指して結成された「奥能登ウェルカムプロジェクト 食彩紀行」のチームリーダーとして能登丼を考案。キャンペーンや講演などで各地を駆け回り、普及に努めている。
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現地でしか食べられない!
魅惑の能登丼BEST6
2016.08.03(水)
Text=Mami Naoe
Photographs=Daisuke Yoshio
CREA 2016年8月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。