松波酒造若女将の金七聖子さんに、能登半島の魅力が詰まった“能登丼”について伺いました。
» 第2回 ステーキ&すき焼きの夢コラボ「能登牛贅沢丼」
» 第3回 ジューシーな能登牛を堪能「能登牛ステーキ丼」
» 第4回 水揚げ量日本一の絶品ふぐ「ふぐ丼」
» 第5回 ピチピチ魚介のたたきがたっぷり「能登海鮮たたき丼」
» 第6回 山海の幸がつまったボリューム満点「猿鬼丼」
観光地巡りの合間にぜひ!
能登の味覚が詰まった丼です
能登は海産物が豊富で「海鮮丼」のイメージが強いと思いますが、肉や山菜、野菜もたくさんあるんですよ。季節限定の丼もあり、二度三度と訪れる価値があります。
能登丼が食べられるエリア(輪島市・珠洲市・穴水町・能登町)は、能登半島でもさらに奥にあたる地域。県都・金沢から車で2時間以上かかりますが、それだけかけても価値がある丼が揃っています。
広範囲にわたってお店があるので観光地や訪れたい場所の合間に能登丼を食べると旅の思い出がさらに増します。そして能登の美しい景色も一緒に味わってほしいです。あまりにローカルな店構えすぎて入りにくいかなと思ったときも「能登丼食べに来ました」のひと声で安心して入れます。
能登は穏やかな日常を感じられ、工芸も身近にあり、日本の素晴らしさを体感できる地域。色々お伝えしたいことはありますが、まずは能登で「一丼」食べてほしいです。
●「能登丼」ってこんなかんじ
(1) 奥能登産の米(コシヒカリ)、水を使う
(2) 地場産の旬の魚介を使う
(3) 能登で育まれた肉類、野菜類を使う
(4) 輪島塗、珠洲焼など、能登産の器に盛られる
(5) 奥能登地域内で調理し、提供する
2016.07.24(日)
Text=Mami Naoe
Photographs=Daisuke Yoshio