晴海に停泊中のクルーザーに乗ってみた
で、先日“フリースタイルのクルーズ”の先駆者であるノルウェージャン クルーズライン・ホールディングスの客船にちょっとだけ乗船。乗船したのは、フリースタイルの船ではないが、同様の豪華客船だ。マイアミに本社があるこの会社は、22隻の豪華クルーザーを運航して、510以上のデスティネーションを誇る、世界有数のクルーズ会社だ。
この会社は、豪華なフリースタイルを特徴とするノルウェージャン クルーズラインと、贅沢至極な正真正銘のオールインクルーシブのリージェント・セブンシーズ・クルーズライン、至福のダイニングが極めつけのオーシャニア・クルーズラインの3ブランドを所有する。
右:3ブランドの中ではもっとも小型客船が揃うリージェント・セブンシーズ・クルーズライン。それでもこんな吹き抜け空間があって、余裕余裕。
乗船したセブンシーズ・ボイジャー号は、徹頭徹尾のオールインクルーシブが売り。ヴィンテージワインだろうが飲み放題だし、すべての寄港地でのエクスカーションも組み込まれている。オールインクルーシブとは名ばかりの「あ、このお酒は含まれておりません」とか、「エクスカーションは別途料金が発生いたします」なんてことにはならないので、乗船したらお財布を忘れてゆったり旅を満喫できるシステムだ。
右:プライベートデッキで潮風に吹かれるのも気持ちよさそう~。
小型客船のクルーズであるこのブランドは、とにかくきめ細やかなサービスが信条。希望すれば、ルームサービスでコース料理をサービスしてもらうこともできる。それも24時間体制でだ。昨年度、さまざまな賞を獲得しただけあって、クルーたちも自信に満ちた笑顔で対応してくれる。
2016.03.22(火)
文・撮影=大沢さつき