世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、週替わりで登板します。

 第61回は、小野アムスデン道子さんが、豪華クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」への潜入レポートをお届けします。

高級リゾートのようなバルコニーつきの客室も!

横浜港に入港したダイヤモンド・プリンセスは、まるで海の上にビルディングが浮かんでいるよう。

 創業50周年を来年迎えるというプリンセス・クルーズの大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」。横浜港から1泊2日の体験乗船で船内探訪をして、その魅力を探ってみた。

絨毯敷きの長い廊下にずらりと客室が並ぶ。

 ダイヤモンド・プリンセスは、2015年には、横浜港や神戸港など日本発着で台湾、韓国、ロシアを巡ったり、日本一周など様々なクルーズを展開する。寄港地で上陸しての旅はもちろんだが、航海そのものも楽しみの一つ。2670人の乗客定員という大型船の中はどんな風になっているのだろうか。

海が眺められる客室は開放感もあって心地よい。
コンパクトながら寝心地のよいベッド。朝起きると、窓から海が見えるのがいい。

 客室は、料金によって船の内側の客室からバルコニーのついた客室までタイプはいろいろ。私は小さな窓のついた客室だったが、朝日と共に海が見えるのはやっぱり嬉しい。一番お手頃な客室でもちゃんとトイレ、シャワーは各室内にある。

2014.11.25(火)
文・撮影=小野アムスデン道子