CULTURE

「安住アナは入社当時から違った」元TBS堀井美香（51）が語る“カリスマアナ”との思い出

　2022年3月、50歳を機に27年間勤めたTBSを退職しフリーアナウンサーになった堀井美香さん（51）。23年2月には、独立後の日々を綴ったエッセイ『一旦、…

〈特別インタビュー〉瀬尾まいこ「社会的なテーマを書いたつもりはないですが…」『私たちの世代は』

　2019年に『そして、バトンは渡された』で第16回本屋大賞を受賞。同作は2021年に映画化され、文庫版は同年の年間ベストセラーランキング文庫部門（トーハン＆…

事故物件住みます芸人・松原タニシ氏 身近な食べ物に潜む恐さを描いた 『恐い食べ物』から厳選恐怖【4選】

　新刊『恐い食べ物』を上梓した「事故物件住みます芸人」こと松原タニシさん。本書には、食べ物が引き起こす恐ろしい話、タニシ氏が得意とする旅先での恐怖体験や歴史的…

「孤独死遺体の血や肉が還った土で 育てました」事故物件住みます芸人・松原タニシが食べた、カイワレの味

　映画化もされたベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』から始まった事故物件住みます芸人こと松原タニシ（41）が書いた異界めぐりの本が遂に6冊目を数えた。最新…

「あの時、客席が埋まらなかった」 松下洸平が語る、演劇人生の原点

　数々の話題作に出演し、その演技力で必ず存在感を示している松下洸平さん。『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』では主演の天海祐希さんのバディとしてI…

文明発祥の地＆“現代最古のカオス”謎の巨大湿地帯へ！ 『イラク水滸伝』（高野秀行）

　準備期間を合わせ、足掛け6年。古代メソポタミア文明を生んだ湿地帯を巡る旅が、ついに1冊の本にまとまった。「イラクという国も、その奥にある湿地帯も謎に満ちてい…

「お父さんは、ニセモノです」と 認知症の義母（80）が言いだし… 当事者が“悔しい”と感じた理由

　60年以上、主婦を勤め上げてきた義母が認知症になった。何気ないひと言に激昂したり、疑心暗鬼になり、周囲の人々との間でトラブルを起こしてしまう。そんな義母の変…

「みんな美人にころっと騙されて！」ケアマネの存在をいぶかしみ… 認知症の義母（80）の“疑心暗鬼”

　60年以上、主婦を勤め上げてきた義母が認知症になった。何気ないひと言に激昂したり、疑心暗鬼になり、周囲の人々との間でトラブルを起こしてしまう。そんな義母の変…

「お相撲さん」が子どもたちに大ウケ お笑い芸人が描いた絵本が 大ヒットしている理由とは

　バナナのような形をした細長いおばけ。その皮を剥くと出てくるのは、なんと肩車をした3人の小さなお相撲さん。次のおばけの中からは電車、そしてホットドッグが！　さ…

僕は、人の心の奥にあるものを見たい 気鋭のクリエイター・キタニタツヤが 『呪術廻戦』OPに込めた情熱

　テレビアニメ「呪術廻戦」の第2期「懐玉・玉折」のオープニングテーマを担当する、シンガーソングライターのキタニタツヤさん。2014年にボカロPとしての活動をス…

「僕だってSMAPぐらい知ってますよ」宮崎駿が『ハウルの動く城』で木村拓哉を抜擢した“決定的理由”

本当は「あの主要キャラ」が殺される予定だった…『もののけ姫』“幻のエンディング”とは から続く　スタジオジブリが2004年に制作した長編アニメーション映画『ハ…

キラキラで意味わからん港区は アイディアが生まれる特別な場所 【エッセイ】岡田康太

編集部が注目している著名人による単発エッセイ連載「DIARIES」の第5弾。今回は、登録者数52.9万人（8/5現在）のYou Tubeチャンネル「岡田を追え…

李王朝と日本の皇族の結婚を描いた作家・深沢潮が「在日コリアン」というルーツに思うこと

　国の政策によって李王朝皇太子・李垠（イ・ウン）に嫁ぎ、李方子（り・まさこ）となった日本の皇族・梨本宮方子（なしもとのみや・まさこ）。彼女の人生に、架空の人物…

深沢潮が『李の花は散っても』で 描いた、皇族のひとりの女性としての 幸せ。「李方子の時代の女性は…」

　国の政策によって李王朝皇太子・李垠（イ・ウン）に嫁ぎ、李方子（り・まさこ）となった日本の皇族・梨本宮方子（なしもとのみや・まさこ）。彼女の人生に、架空の人物…

なぜサンとアシタカは一緒に暮らさないのか？　『もののけ姫』が“異色”である理由

『もののけ姫』（1997年公開）は、宮崎駿監督のフィルモグラフィーにおける「異色作」だ。たとえば、それまでの宮崎作品の特徴である、伸び伸びとして闊達な動きは抑…

人種や国境を超えて誰もが理解し、 愛せる人情と家族の物語 『パチンコ　上下』

　私はバブル時代まっただなかの東京でアメリカ人ビジネスマンと知り合って結婚した。英国留学から戻り、日本に住みはじめたばかりの頃である。娘を出産後に夫の転勤で香…

ジブリ鈴木敏夫が明かした映画『君たちはどう生きるか』宣伝ゼロの理由

スタジオジブリ社長の鈴木敏夫氏による「鈴木敏夫はどう生きるか」を一部転載します（文藝春秋2023年8月号）。◆◆◆　新谷　いよいよ宮﨑駿監督の最新作『君たち…

なぜ、いま「信長」を考えるのか『信長の正体』（本郷 和人）

「歴史上の人間で好きな人物を三人挙げよ」というと、幕末の志士であった坂本龍馬とともにランクインする確率が非常に高いのが織田信長である。　このように信長人気が高…

《直木賞受賞》作家・永井紗耶子が「あだ討ちの物語」を書いたわけ

　7月19日、第169回直木三十五賞の選考会が開催された。受賞作は、永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』（新潮社）、垣根涼介さんの『極楽征夷大将軍』（文藝春秋…

創作ノートは絶対に見せません！ 小池真理子さんが語る小説作法―― これまでとこれから『日暮れのあと』

2020年に亡くなった夫で作家の藤田宜永さんと過ごした日々や、喪失の痛みをつづったエッセイ『月夜の森の梟』で大きな反響を呼んだ小池真理子さん。小説では恋愛もの…