「愛子さまらしさ」が発揮された装い

③ 訪問国への敬意──晩餐会では国花“チャンパー”を思わせる着物

 今回の訪問では、ラオス政府が国家元首に準ずる接遇を行い、晩餐会が催されました。

 その席に臨まれた愛子さまは、日本の伝統衣装である着物姿に。薄い黄色地に、菊・橘・梅など四季の花が描かれた振袖でした。

「ラオスのチャンパーや日本の桜のように、美しい花を咲かせていくことができればと思います」

 と、愛子さまは、晩餐会でのスピーチで、そう話されました。

 チャンパーとはラオスの国花である、黄色いプルメリアのことです。その色合いに寄せた着物を選ばれたのは、訪問国への敬意を示すためだったのでしょう。

 ファッションを通じて相手国への敬意や親しみを示すのは、まさに皇室の伝統であり、愛子さまも確かに受け継がれていると感じます。

 ラオスご訪問中のファッションには、お会いする人への感謝や敬意を読み取ることができ、「愛子さまらしさ」が表れていたように思います。