「自信に溢れる姿がかっこいい」憧れのヒップホップアーティスト
――ヒップホップのアーティストではどなたが好きですか?
リル・ウェインっていうアーティストが好きです。身長は165cmくらいで高くはないんですが、自分に自信が溢れていて、「俺が全米1かっこいい」ていう感じも出ているし、とても憧れます。彼の音楽は、ロックも入ってるし、オートチューンも使ったりもしているし、いろんなことを取り入れているところもかっこいいなって思うんです。他にもオールドスクールだと、スヌープ・ドッグも好きです。あとは、アートにも興味があって、自分で描いた絵を今年配信リリースしたEPのアートワークに使ったりもしています。
――総合的にいろんなことを仕事に取り入れているんですね。
曲を出すのも、映画やドラマに出るのも、自分が表現することは全部アートだと思うんです。自分の好きなものを、自分だけで楽しむんじゃなくて、ファンの皆さんにも一緒に好きになってもらうことが目標ですね。突然僕の好きなものを見せてしまって驚かせちゃったこともあったかもしれないけど、ファンの方も今は耐性がついてきたところもあるのかもしれないです(笑)。こうやって、映画やドラマから僕に興味を持ってくれた人にも、僕が普段、こういうエンターテイメントを表現してるってことを知ってもらえたらうれしいです。
》【前篇】「昔より強く責任を感じるように」岩橋玄樹(28)が明かす“ひとり”になって変わったこと<ホラー作品でスクリーンデビュー>
岩橋玄樹(いわはし・げんき)
1996年12月17日、東京都出身。ドラマ『SHARK~2nd Season~』、ドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』などに出演。2021年12月1日に1stシングル『My Lonely X’mas』でソロデビューし、俳優、タレントとして幅広く活動中。2025年は「恋愛ルビの正しいふり方」(TOKYO MX)で7年ぶりの地上波ドラマ主演、映画『男神』でスクリーンデビューを飾る。9月10日に配信リリースされた新曲「Bless me」は自身で作詞を手掛け、映画『男神』のテーマ曲に。
『男神』
縄文から続く荒ぶる神。年少の男子を生贄として捧げた事から、「男神」と呼ばれ、その実態は誰も知らず、伝説の神として言い伝えられていた。新興住宅地の日星市、建設会社で働く和田は建設途中で埋蔵文化財を見つける。その数日後、不思議なことが起こった。工事現場に深い穴が出来、街の少年、和田の息子も神隠しのようにいなくなってしまった。その穴の先は不思議な森に繋がり、そこでは美しい女性達が着物や巫女の姿で男神を鎮めるための怪しげな儀式をしていた。
息子がその森に迷い込んだ事を知った和田は、連れ戻すためにその穴に入ることを決意する。
【出演】遠藤雄弥、彩凪 翔、岩橋玄樹、須田亜香里、カトウシンスケ、沢田亜矢子、加藤雅也(特別出演)、山本修夢、塚尾桜雅、アナスタシア、すずき敬子、大手 忍、チャールズ・グラバー、藤野詩音、清水由紀(友情出演)、永倉大輔(友情出演)
【監督・脚本】井上雅貴
【原案】「男神」(八木商店)
【配給】平成プロジェクト/配給協力:東京テアトル
©2025『男神』製作委員会
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- 文=西森路代
写真=平松市聖
スタイリング=河田威尊
ヘア&メイク=村澤柚香 - category
