オトナ味のかき氷。黒糖のスッキリした甘さが魅力
「黒岩黒砂糖剉冰」

左:あまり目立たない場所にあるため、うっかりすると素通りしてしまいそう。
右:店内の壁は自由に落書きしていいらしいので記念のコメントなども自由にどうぞ。

 細い道にいくつもの看板がかかる台湾らしい町並み。その中にある、知る人ぞ知るかき氷屋さん。氷はオーソドックスなシャリシャリ削りで、黒糖をたっぷりかけていただきます。黒糖の天然の甘さがベースなので、甘すぎずスッキリしたオトナ味のかき氷に仕上がっています。

左:基本メニューの「黒岩糖剉冰」は50元。
右:人気のトッピングはこちらの「黒糖粉粿」。

 おすすめは、この店ならではのトッピングを味わえる「黒岩糖剉冰」。4種類のトッピングを選べますが、マストチョイスは蕨餅のような食感の「黒糖粉粿」。ツウは4種類のトッピングのうち、2種類分をこの「黒糖粉粿」にしてもらい、ボリュームアップで注文します。なんだか懐かしさを感じさせるかき氷でもあります。

黒岩黒砂糖剉冰
所在地 台北市錦州街195號
交通 MRT行天宮駅から徒歩約5分
電話番号 +886-2-2536-2122
営業時間 11:00~23:00(5~9月)、10:00~23:00(10~4月)

 暦の上ではすでに夏は終わり。でも、体感季節はまだまだ夏な台湾だからこそ味わえる、冷たいスイーツの数々をお楽しみください!

矢作晃之(やはぎ てるゆき)
埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げおかげさまで10年を超えました。
現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!!

Column

台湾ぶらぶら食べ歩き

現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート!
高級レストランからB級グルメまで情報満載です。

2015.10.08(木)
文・撮影=矢作晃之