お披露目イベントのテーマは「爆発的な東西のシナジー」

国際プレミアイベント“ロック・ザ・エンパイア”でグラマラスなキャバレーアクトを演じたディタ・フォン・ティース。

 シェラトンやル メリディアン、セントレジスなど個性的なブランドを展開している名門ホテルグループ、スターウッド・ホテル&リゾート。その中でもエッジが効いたブランドが、デザイン・音楽・ファッションを通して前衛的かつモダンなライフスタイルを提案するWホテルだ。

天安門広場やシルクマーケットにほど近いW北京-長安。

 その最新プロパティ、2014年11月にオープンしたW北京-長安が、国際プレミアイベント“ロック・ザ・エンパイア”を2015年4月に開催。華やかにWホテルの中国・北京デビューを発表した。

 北京中心部の高級外交地区に位置し、天安門広場や紫禁城が徒歩圏内のW北京-長安。Wホテルといえば、地元の文化を独自の切り口でデザインに取り入れるのが特徴的だが、今回の北京では、歴史や建築、哲学などに見られる“アイコン・エンパイア”(帝国の象徴)がコンセプト。風水で幸運を招くとされる“鳥かご”も、モチーフとして随所に取り入れられている。

左:「W/ラウンジ」でショーの開演を待つ招待ゲストの前に登場したランプの精のパフォーマー。
右:ヴェガ・ザイシ・ワンのファッションショーから幕を開けたイベント、“ロック・ザ・エンパイア”。

 今回のイベント “ロック・ザ・エンパイア”のテーマは「爆発的な東西のシナジー」。デザインの世界でパンクと気品を融合させ、北京独自のシーンを作ることを目指し、ミュージシャンやパフォーマー、ファッションデザイナーなど、世界各国のアーティストたちがW北京-長安に集結した。

2015.08.31(月)
文・撮影=古関千恵子