10年たっても愛せる永遠のスタンダードが気になります。次の年には魅力を失う、気まぐれな一過性の流行ではなく、ライフスタイルに寄り添うアイテムをニューヨークで探しました。
ニューヨークの最新ショップで見つけた、上質でモダンなものに宿る新しいネクストスタンダードなスタイルをご紹介。
» 第2回 「ジ・アパートメント・バイ・ザ・ライン」
» 第3回 「ラ・ギャルソンヌ」
» 第4回 「デレク ラム 10クロスビー」
◆ Fivestory New York (ファイブストーリー・ニューヨーク)
現代アートの薫りにあふれる落ちついた空間
 オーナーのクレアが所有する現代アートが飾られたコーナー。
オーナーのクレアが所有する現代アートが飾られたコーナー。
元アートギャラリーのオーナーだったクレア・ディステンフェルドがファッション業界へ華麗に転身、アッパーイーストサイドのタウンハウスを改装してセレクトショップを開店したのは3年前のこと。以来コンサバな印象だったアップタウンに、よりクールでスタイリッシュな客層を呼び込んできた。
「昨年末、オープン以来初めてのリノベーションをしたの。3年経って、ショップもちょっと”フェイスリフト”が必要だったの(笑)。1階のコーナーをバッグや靴中心のフロアに変えて、受注会などもできるようなラウンジっぽいインテリアにしました」
ショップのインテリアは、クレアの自宅はもちろん、アレキサンダー・ワンやバレンシアガのショップも手がけるライアン・コーバンがデザイン。アップタウンの邸宅にいるような雰囲気の落ちついた内装で、クレア本人のアートコレクションも飾られている。アート業界で培った彼女のおめがねに適ったセレクトはデザイン的にも美しく、そして上質なものばかり。彼女の家を訪ねるような気分でショッピングを楽しんで。
 春夏の新作も続々入荷中。
春夏の新作も続々入荷中。
 改装された1階フロアではNYの新進「ロージー・アスリン」の受注会が開催されていた。
改装された1階フロアではNYの新進「ロージー・アスリン」の受注会が開催されていた。
- date
- writer
- staff
- text=Akiko Ichikawa
 photographs=Masahiro Noguchi
- category
 CREA 2015年5月号
 ※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
 
               
            

 
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
               
               
               
               
                



 
                 
                 
                 
                 
                 
                