お酒、おつまみ、デザートはこちら!

◆ お酒

 県内8つの蔵元が製造している冬季限定の焼酎シリーズです。女性を意識した可愛らしいびんとパッケージが、ショップ内でもひときわ目を引きます。

左から「KAORI 田苑(500ml)925円」、「KAORI 桜島(490ml)850円」、「KAORI 紫尾の露(500ml)890円」。

 ここでは、原料の異なる3本をご紹介。

・「KAORI 田苑」:皮も中身も白い鹿児島県産の芋「ジョイホワイト」を使用。フルーティーで甘い香りと淡麗ですっきりとした味わいが特徴です。マグカップなどで温めて飲むのがおすすめ。

・「KAORI 桜島」:原料の紅系さつま芋に由来するフルーティーな香りが特徴。芋焼酎の持つやわらかい風味はそのままに、炭酸からくる爽快感がほどよく合わさり、のどごしのすっきりとした芋焼酎のスパークリングです。そのまま冷やしてワイングラスでどうぞ。

・「KAORI 紫尾の露」:ふくよかな香りがやさしく、口に含むと上品な香りとともに、コクとまろやかさが広がってきます。原料芋は黄金千貫(こがねせんがん)。

◆ おつまみ

 そして、焼酎にあうおつまみといえばこれ。

「かつお 燻製腹皮(はらがわ)」(100g)430円。

 かつお節の生産量日本一の鹿児島県枕崎市で、古くから親しまれている珍味です。腹皮とは、腹身のなかで一番脂がのった部分。マグロで言えばトロに相当する、かつおの旨みがぎゅっと凝縮された部位のことなのだそう。その腹皮を甘めのたれに漬け込み、薪でいぶして仕上げたのがこの製品。腹皮はかつお節の製造工程でしか出ない、数量限定品です。

「さつまあげ」各種130円~。黒豚、チーズ、さつまいも、いわしなど、さまざまな材料を使ったものが並ぶ。

 さらに、鹿児島といえばさつまあげ! 地元では毎日のおかずや焼酎のおつまみの定番です。ショップでは、毎朝つくる10種類以上のさつまあげがショーケースに並びます。

「店内では全部で約30種類のさつまあげを取り扱っています。ぜひ、いろいろな味を試してみてください」(久木元さん)

◆ デザート・果物

「金柑」(1パック)500円前後(入荷状況により価格変動あり)。皮ごと食べられるのでビタミンC補給にもぴったり。※入荷は12~2月頃まで。

 豚しゃぶ鍋のあとは、冬に旬をむかえる金柑で、お口の中をさっぱりさせましょう。鹿児島では、甘ずっぱい金柑の砂糖煮がお正月料理に登場するほか、生のまま皮ごと食べることも。フルーツとしては珍しくカルシウムが含まれ、ビタミンCが豊富。風邪の予防にもよく食べられています。

※商品のラインナップと価格は2014年12月取材時のものです。

◆案内してくれたのは……久木元浩子さん
私が「なつかしいな」と感じる鹿児島の味は、さつまいもの加工品。芋かりんとう、さつまいもチップ、からいも飴は、さつまいもの素朴な甘みが感じられて大好きです。

かごしま遊楽館
所在地 東京都千代田区有楽町1-6-4 千代田ビル1~3F
電話番号 03-3580-8821(1階さつまいもの館)
営業時間 10:00~20:00(土曜・日曜・祝日 ~19:00)
定休日 年末年始
URL http://www.pref.kagoshima.jp/yurakukan/