お酒、おつまみ、デザートはこちら!
◆ お酒
県内のリカーショップがプロデュースした「GOSSO」シリーズから、本格焼酎の飲みくらべができる、人気の5種をご紹介しましょう。
・「うめしゅ」(麦):山奥でとれた梅の実を秘蔵の麦焼酎で漬けこんだもの。
・「松の蔵」(米):フルーティな香りとまろやかな味わいで、吟醸酒のような飲み口。
・「銀の水」(麦):3年以上貯蔵熟成した、フルーティでさっぱりした風味の麦焼酎。
・「上祝子」(栗):辛口ながら、マロングラッセのような、ほの甘い栗の風味。
・「月の女神」(麦):スコッチウイスキーのようにさっぱりソフトな飲み口。
鍋パーティーでは卓上が散らかりがちですが、ミニボトルなら邪魔になりません。大勢集まる鍋パーティーなら、いろいろな種類が楽しめそうです。
◆ おつまみ
焼酎にあう宮崎県のおつまみといえば「天ぷら」。九州や四国地方では、魚のすりみを揚げたものを天ぷらと呼びますが、宮崎県で有名な天ぷらといえば、県北の「あげみ」と、県南の「おび(飫肥)天」。
「あげみ」は塩や酒などを使ったシンプルな味つけで、素材のうまみが凝縮されており、「おび天」は、黒砂糖、豆腐、味噌、醤油などを加えた甘く濃厚な味が特徴です。
ソフトタイプのベーコンは通常の調理のほか、鍋に入れて楽しむ家庭もあるそう。
「宮崎県は畜産が盛んで、肉加工品のラインナップが豊富。とくに子どものいる家庭では、ベーコンのほか、ソーセージを鍋に入れることも珍しくないようです」(日高さん)
◆ シメ
「かつお花」は、漁師町に伝わる、かつおぶしにごまをたっぷりすりこんで、醤油で味つけしたごはんのお供。鍋の残りスープにごはんと「かつお花」を入れれば、うまみたっぷりの宮崎県風おじやが完成! 「シメはさっぱりがいい」という人は、お茶漬けにしてどうぞ。
◆ デザート・果物
鶏つくね鍋とおつまみ、シメでおなかいっぱいになったら、さっぱりさわやかなデザートをどうぞ。「日向夏」は江戸時代(1820年)に宮崎で発見された、宮崎県を代表する柑橘類。香りはゆず、味は酸味が少ないグレープフルーツにたとえられます。
本来の旬はその名の通り「夏」でしたが、現在はハウス栽培ものが12月中旬から店先に並びます。
「おすすめは、果肉を包んでいるフワフワの白皮ごと食べる方法。外皮を薄くむき、白皮を多めに残した状態で、スライスして召し上がってください」(日高さん)
はちみつや砂糖を少しまぶすのもおすすめですが、地元ではなんとお醤油をつける人も多いんだとか。
「だまされたと思って一度お試しを(笑)!」(日高さん)
※商品のラインナップと価格は2014年12月取材時のものです。
◆案内してくれたのは……日高栄治さん
宮崎の定番のおかず「鶏の炭火焼」や、少し甘みが強い醤油や味噌は、東京のスーパーでは見かけません。懐かしい味に再会したい方はぜひショップにいらしてください。
新宿みやざき館KONNE
所在地 東京都渋谷区代々木2-2-1 新宿サザンテラス内
電話番号 03-5333-7764
営業時間 10:00~20:00
定休日 不定休(年2回の棚卸し実施日、年末年始など)
URL http://www.konne.jp/
アンテナショップで食材ゲット 日本各地の“うまいもの”で鍋パーティー
2015.02.07(土)
文・撮影=中津川詔子
RANKING
- HOURLY
- DAILY
- WEEKLY
- MONTHLY
FROM EDITORS おやつや小ネタなどCREA編集部からのアレコレ
BOOKS
2024年10月15日発売
2024年10月16日発売
2024年10月24日発売
2024年10月7日発売