高知全域の酒蔵の日本酒が揃うお酒コーナー
◆ お酒
「土佐は酒国」といわれるほど、お酒好きな人が多い高知県。ショップは県内の全蔵と取引があり、よりすぐりのお酒が入荷します。
「高知のお酒は口当たりがよく、いろんな料理に合わせやすいのが特徴です。日本酒がつくれる最南端という土地柄もあり、新酒ができる時期も早いです」
地下1階のお酒コーナーには、11月下旬から蔵出しの新酒が並び始めていました。
地酒のなかから、とくに女性から評価の高いものをふたつ、選んでもらいました。
「土佐 亀泉」は高知県産のお米、高育63号を55%まで磨きあげた原酒。口に含むとバナナのような香り。「南 純米吟醸」は、口に含むと辛さが少しずつにじみ出て、果実系の爽やかな香りとキレのある飲み口が楽しめます。
◆ おつまみ
お次はおつまみ。高知で日本酒のアテといえば、真っ先に候補にあがるのがこれ。
酒盗は鰹の内臓(胃や腸)からつくられた塩辛。「あまりのおいしさにお酒がぐいぐい進み、すぐ空になってしまう」といわれたのが由来だそう。
「甘口~」はみりん、はちみつ等を加えているので、口当たりがやわらか。「辛口~」は、調味料を最小限に抑えたシンプルな味です。
「飯盗」は鰹の胃だけを使った塩辛。酒盗よりあっさりした味なので、だし茶漬けのトッピングにもぴったり。鍋のシメに試してみたいですね。
◆ デザート
濃厚なだしで鶏鍋を楽しんだあとは、お口をさっぱりさせましょう。
「焼きナスのアイス」は、「FOODEX JAPAN 2012」の「ご当地アイスグランプリ」で最高金賞を獲得した商品。口に含むとローストされた香りのあと、ナスの風味が広がります。
「塩姫シャーベット柚子」は、タネから育てた味の濃い柚子と、ミネラル豊富な完全天日塩を使用したシャーベット。柚子味と塩味が2層になっているのがユニークです。
「いちかけるいちのアイスクリン」は、高知でいちばん有名な氷菓。パラソルを広げて道路脇に出ている移動販売でおなじみです。
「アイスクリンは放課後の思い出の味。校門の前で買って、食べながら帰りました」と岡田さん。甘さひかえめで、メロンシャーベットのように淡白な風味が、世代を超えて愛されています。
※商品のラインナップと価格は2014年12月取材時のものです。
◆案内してくれたのは……岡田良太さん
上京2年目。県出身の自分も知らない珍しいもの、新製品に出会えるのがアンテナショップ勤務の楽しみ。お気に入りは、柚子入りはちみつ飲料「ごっくん馬路村(うまじむら)」。
まるごと高知
所在地 東京都中央区銀座1-3-13 リープレックス銀座タワー
電話番号 03-3538-4365
営業時間 10:30~20:00(12月31日、1月2・3日は18:00まで)
定休日 元旦
URL http://www.marugotokochi.com/
アンテナショップで食材ゲット 日本各地の“うまいもの”で鍋パーティー
2015.01.22(木)
文・撮影=中津川詔子
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