オススメ！ 3つのセルフケア
(1) 姿勢を見直す
首・肩こりを予防するには、普段から意識的に背筋を伸ばし、顎を少し引き、頭を無理なく支えられるポジションを心掛けて。横から見たとき、耳と肩が一直線になっているイメージで、顎は引きすぎず、20度くらい上げた状態がベスト。
(2) 動かす
首や肩のこわばりを感じたら、軽度のうちにほぐすことが大事。両肩をギュッと上げて、同時にストンと落とす運動や、腕をグルグル回すのも効果的。首を前後左右にゆっくりと倒すストレッチもオススメ。いずれも「気持ちいい程度」に。
(3) 温めて血行促進
蒸しタオルを肩に当て温めたり、半身浴もオススメ。全身浴では水圧によるマッサージ効果が得られるが、半身浴よりものぼせやすいので、ゆっくり湯船につかりたい人や、心臓が弱い人には不向き。好きな香りの入浴剤でリラックスを。
使えるセルフケアアイテム
アリナミンEXプラス
ビタミンB1誘導体フルスルチアミン、ビタミンB6、ビタミンB12などを配合し、「目の疲れ」「肩こり」「腰の痛み」などのつらい症状にすぐれた効果をあらわす。[60錠] 2,180円(武田薬品工業)
もっと肩楽寝
整形外科医監修の枕。首筋部と後頭部、2 カ所の高さが調節可能。今までにない特殊な立体形状で、圧力のバランスがよく、首にやさしくフィットするのが魅力。5,000円(東京西川／西川産業)
ハリックス ほぐリラ
「ロールオンタイプ」は、化粧ポーチに入るスティックタイプ。さっと塗るだけで肩こりの痛みをもとから鎮め、血流を促す。グレープフルーツの香りでオフィスでも気にせず使える。[20ml] 920円(ライオン)
今回お話を伺ったのは……
対馬ルリ子(つしまるりこ)さん
産婦人科医・医学博士。「対馬ルリ子 女性ライフクリニック銀座」院長。
女性の生涯にわたる健康のため、さまざまな情報提供、啓発活動を行う。総監修書に『みんなの女性外来』シリーズ(小学館)など。
対馬ルリ子 女性ライフクリニック銀座
所在地 東京都中央区銀座2-6-5 銀座トレシャスビル7 階
電話番号 03-3538-0270
受付時間 10:00～18:00(月曜～土曜日)
2014.08.28(木)
文＝伊藤由起
イラストレーション＝祖父江ヒロコ
監修＝対馬ルリ子
CREA 2014年9月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号
CREA 2014年9月号
食の本大特集 おなかがすいたら
おいしい読書
定価780円
