『縁側ごはん』

のんびりおいしいご近所ライフ

 おばあさんの形見の古家は気持ちのいい縁側がある。そこを住処に暮らす“きいち”が主人公。訪れるのは姉や友人、近所の女子高生とネコ。大きな事件は起こらないけど、鏡餠を揚げたり、タケノコを煮たり、真似したくなる料理ばかり。

『縁側ごはん』
河内遙 芳文社 全1巻 848円
» このマンガを購入する(Amazonへリンク)

福田里香(ふくだりか)
福岡県生まれ。武蔵野美術大学卒。お菓子研究家として雑誌や書籍を中心に幅広く活躍。『まんがキッチン おかわり』『ゴロツキはいつも食卓を襲う』(ともに太田出版)をはじめ、独自のフード理論を展開するエッセイなど著書多数。最新刊に藤本由香里、やまだないととの共著『大島弓子にあこがれて』(ブックマン社)がある。

2014.08.25(月)
文=福田里香

CREA 2014年9月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

おいしい読書

CREA 2014年9月号

食の本大特集 おなかがすいたら
おいしい読書

定価780円