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 ようやく暑さも落ち着き、お洒落を思いっきり楽しめる季節が到来! 秋冬はタートルネックやスカーフ、マフラーなどで襟元にボリュームが出る分、首元がすっきり見える髪型にするとバランスがアップ! つまり、ボブやショートヘアにすることが、“アカ抜け”の近道なんです。

 CREA WEBでも大人気のSraw ディレクター・柳 亜矢子さんによると、今秋は、フレンチシックなミニボブや、顔まわりに切込みなどのデザインがあるミニマムなショートやボブに注目が集まっているのだとか。

 そこで今回は、柳さんが手掛ける洒落感たっぷりのショート&ボブスタイルをご紹介。ちょっぴりハードルが高めなスタイルだからこそ、オーダーの際に失敗しないためのポイントも教えてもらいました!

» #1 抜け感もキープしたミニマムショート
» #2 フラットラインで魅せるコンパクトボブ
» #3 大人のフレンチシックボブ
» #4 甘さ控えめなダブルラインボブ
» #5 ライトな質感で差をつけるニュアンスボブ


#1 抜け感もキープしたミニマムショート

 トップは長めにレイヤーを入れつつも、あえてふんわり感や立体感を作らず、サイドやバックを締めてミニマムなシルエットに仕上げたモードなショート。

 サイドは耳半分よりもちょっぴり上くらいまで切り込み、トップのレイヤーは長めに設定。耳後ろくらいからグラデーションで丸みをつけ、襟足はすっきりタイトに。

 前髪は目にかかるラインで長めにカットし、パラっとラフに流すことで抜け感もキープしたスタイル。頭をコンパクトに見せたい人や、カジュアルモードなファッションを好む人に◎。

スタイリングのポイント

 ハンドブローやブラシ、ストレートアイロンなどで髪を落ち着かせてから、髪全体にバームをオン。揉み込まずに、髪になじませるイメージでつけるのがコツ。サイドや襟足はしっかりおさえてフィット感を出し、最後に前髪をつまんで束感を作り、パラっと散らして完成!

クセ毛の人が“失敗しない”ポイントは?

 パラっと感がキモなので、クセが強すぎる人は、頭になじむようにストレートパーマをかけてから切ると、スタイリングも簡単にきまります。

2025.10.04(土)
文=松原 彩