この記事の連載
うちの子ベストショット⑤「遊び疲れたSmoky3」

――ぜひ聞いてみてください。ペットカメラもつけているとのことですが、頻繁にチェックしていますか。
します。自分がいないときに何かあったら、と思うと怖すぎて。仕事で1泊しなきゃいけない時は、夜ずっとペットカメラを見ています。あと、猫がいない状態だとあまり眠れないことに気づいて、離れていても猫を思う時間を取るようになりました。猫たちは基本寝てるんですけど、その姿を見るだけですごく安心します。
最近、休みの日に10時間以上、20時間くらい寝ちゃうことが続いて。ちょっと怖いなと思って、友達に話してたときに、Smoky3がいつも私のそばにいたなということに気づいたんです。それって猫と関係あるのかなと思って調べたら、一部の猫は癒し光線を出しているっていう記事が出てきました。それから、よく眠れるようになったのは猫のおかげで、(外出先では)いないから眠れないのかなと思うようになりました。うちの猫もきっと癒し光線、出してます。

――家を開けていて、帰ってきたときの反応はどうですか。
最初はSmoky3が玄関まで走ってきて、ごろんと寝転がって喜んでくれます。ライオネルは1回、玄関まで来て「ただいま」って声をかけたら、先に部屋に入っていくんです。あと、ライオネルには必ず匂いを確認されます。コンビニに行っただけでもそう。気が澄むまで匂ったら触らせてくれるんですけど、あれはなんなんだろうと思ってますね。
――猫を迎え入れて、動物との暮らしを再開して感じたことはありますか?
やっぱりいないと無理だなと思いました。猫のことを考えて過ごせる毎日は充実しています。実家も犬が一番だったので、犬の家に住んでいるような感覚があったんですけど、今もそう。猫の家に自分が住んでるような感覚です。
黒い服も好きなんですけど、毛が気になるから家の中では白い服で生活していますし、猫と一緒に暮らすようになって友達ともあんまり遊ばなくなったというか。友達付き合いももちろん大事なんですけど、以前みたいに目的がなく出かけるよりは、猫と一緒にいたいなと思うようになりました。お酒も飲まないので、仕事が終わったらすぐ帰るようにしてますし、帰るのが何より楽しみです。
――Tシャツにも猫が。
これ、赤ちゃんの頃のライオネルなんです。自分で作りました。

――すごくかわいいですね。では、りなぴっぴさんにとって、ライオネル君とSmoky3君はどんな存在ですか?
自分も含めて三つ子みたいな感じなのかな。私よりは猫のほうがちょっと上の立場で、ご飯も食べてもらってるっていう感覚が強いんです。となると、きょうだいというより、ソウルメイトのほうが近いのかもしれない。出会うことは決まっていたんだろうなと思いますね。
リンダカラーインフィニティ・りなぴっぴ
山形県出身。Denと、たいこーによる幼なじみコンビの「リンダカラー」にりなぴっぴが加入。以来、リンダカラー∞として活動中。
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Column
お笑い芸人の“うちの子”紹介
今をときめくお笑い芸人たちが愛すべきペットとの生活を語ります。飼い始めたきっかけやその子のチャームポイント、可愛い! と思う瞬間や彼らとの暮らしのなかで気づいたことなど、たっぷり語ってもらいました。しゃべれども、しゃべれども、ペットへの愛は尽きないようです。
2025.09.17(水)
文=高本亜紀
撮影=橋本 篤
写真=りなぴっぴ(リンダカラー∞)