2300席あるメイン会場が満席に
 
――実際にカンヌでは、どんなところで手応えを感じたのでしょう?
かなり大人数で行けたので、スタッフの皆さんが喜んでいる、興奮している姿を見て、手応えを感じました。まあ、結構シビアな映画の見本市ではあるので、個人的にはトラウマにならなくて良かったなというか、もう行きたくないみたいなことにならなくてよかったなとは思ってます。カンヌには本当に全世界から映画が集まっているので、日本からも他の作品が来てる中で、自分たちの映画に特色があるということは、わかっていただけたのかなという印象でしたね。
――深夜の上映でしたが、2300席あるメイン会場のルミエール・シアターが満席でした。
そうでしたね、いっぱいでした。その日は上映が全体的に押してて、僕らの上映も30分くらい遅れて午前1時ぐらいから始まったので、どうなんだろうと思ってましたけど、やっぱり映画が好きな、尖ったものが好きな人たちが残って観ていただけたので嬉しかったですね。
――8分間も拍手が続きました。
そうですね。僕ももしトム・クルーズと一緒に出演映画を観ることになったら、8分ぐらいは余裕で拍手すると思います(笑)。出演者と一緒に観るっていうのは、観に来た人たちにとって特別な思い出になるのかなとも思うし。拍手をいただけたのはありがたかったし、安心しました。「8番出口」というゲームの内容を知っていると、映画の世界に入った時に、想像がつかない進み方をしていくので。
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- 文=石津文子
 写真=太田好治
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