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ピリ辛で真っ赤なスープの「韓国風ちゃんぽん」

 韓国の中華料理店で、チャジャン麺と並ぶ定番メニューとして親しまれているのが「ちゃんぽん」。マイルドな白いスープが特徴の日本のちゃんぽんに対し、韓国風ちゃんぽんはピリ辛の真っ赤なスープが特徴です。

 具材は、豚肉と海鮮、野菜を強火で炒めて旨味を引き出し、それらのエキスが溶け出したスープは辛さ以上に深いコクがじんわり染み渡ります。

 麺類と一緒にオーダーしたいのが、韓国式酢豚の「タンスユク」。こちらも韓国ドラマによく登場するメニューとして有名ですが、日本の酢豚とは違い、衣が厚くモチモチしていて、甘めのあんが特徴です。スナック感覚で楽しみたい人は、あんを別添えにしてもらうことも。衣のサクサク感がやみつきで、ちゃんぽんと一緒に食べるとスープがよく染みて、最高のマッチングです。

 新宿エリアには、「香港飯店0410」のほかに、豚専門の焼肉店「セマウル食堂」や牛専門の焼肉店「本家(ボンガ)」と、パク氏が手がける飲食店が集まっているので、気分に合わせた韓国グルメを楽しんでくださいね。

香港飯店0410 新大久保店

所在地 東京都新宿区百人町2-2-3 Trn新大久保B1F
電話番号 03-6380-2667
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休

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2025.01.12(日)
文=田辺千菊(choki!)
写真=佐藤 亘