この記事の連載
◆『かしこい猫もも太』中田あも/少年画報社
ギャルのアミはピンク色の猫・もも太と暮らしている。もも太は話すことができ、スマホも使いこなすほど賢い。そんなアミともも太の日常ほのぼのストーリー。
「言葉が話せてスマホも使いこなすという、ぶっ飛んだ設定の猫・もも太と、もも太の過激な行動にも慈愛に満ちたツッコミを入れる飼い主のアミ。もも太がウザかわいくてたまりません! ほっこり楽しく読んでいくと、やがて驚きの秘密が明かされます。笑いと涙が詰まった隠れた名作。泣きました!」(信太さん)
◆『老犬とつづ井』つづ井/文藝春秋
愛犬との暮らしの記憶と介護生活、お別れの日までを描くコミックエッセイ。
「犬への愛がそのまま具現化したような作品。つづ井さんの瑞々しい感性によって掬い上げられた愛犬Aと過ごした日々の温かさと愛おしさ、そして少しの切なさ。
犬と暮らす日々のあるあるだらけで愛犬家としてはそうそう、と頷きながら笑って癒された。ああ、犬と暮らす毎日のかけがえのなさといったら。読んだあとは思わず犬のいる場所に走っていって、迷惑がられようとむんずと頬ずりして抱きしめてしまう」(宇垣さん)
◆『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』松本ひで吉/講談社
天真爛漫な犬くんと、魔王のように凶悪ながら愛らしい猫さま。笑いありホロリありのエッセイコミック。
「そりゃそうでしょう、かわいいでしょうよ、という想像を上回るハチャメチャぶり。それは、楽しいわな!」(薗部さん)
2024.09.06(金)
文=大嶋律子(Giraffe)