この記事の連載

 犬と違い、一緒に出掛けたりすることがあまりない猫。

 だからこそ、愛猫家たちはうちの子のことをもっと話したい! 猫たちと“あの人”の、愛情溢れるエピソードを聞いてみました。

 猫の個性も、関係性もそれぞれ違い、猫あるあるには親近感。

 今回は歌人 穂村弘さんの愛猫とのエピソードを紹介します!(「CREA」2024年夏号より抜粋)


うちの愛猫、自慢させて!

ひるね

1歳のオス。アメリカンショートヘア。初対面の時に昼寝をしていたから、妻がひるねと名付けました。

Q.1 愛猫とのなれそめは?

A.1 譲渡会の年齢制限にひっかかりネットで

 猫と一緒に暮らすようになったのは、2023年7月から。最初は譲渡会で猫を迎えようと考えていたのですが、譲渡を受ける側の年齢制限にひっかかってしまいました。ネットでブリーダーさんを探し、ひるねの写真を見つけました。

Q.2 愛猫の一番好きなところは?

A.2 まん丸なところ

 顔や体や肢の先まで丸いところ。「寸詰まり」「短い」「詰まってる」「パグ」などと云われます。

Q.3 愛猫の愛おしい癖は?

A.3 独自のルールで宝物を水に沈める

 お気に入りの宝物をくわえて水に沈める。三箇所に置いてある水の容器を順番に回って同じことをする。どうしてそういうルールなのかは不明。

2024.08.26(月)
文=大嶋律子(Giraffe)

CREA 2024年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

猫のいる毎日は。

CREA 2024年夏号

猫のいる毎日は。

定価950円

人生に大切なことを猫は全部知っています。過去や未来ではなく、いまを生きること。必要なときに食べ、好きなときに眠ること。人に気を使いすぎないこと――。そう、猫は最高! それにしても、私たちはなぜこんなにも、この不思議な生き物に魅了されてしまうのでしょうか。1998年に日本の女性誌ではじめて「猫」を特集し、パイオニアだったCREAが、終わらない猫ブームが続くいま、12年ぶりに、猫と人との幸せな関係を紐解きます。