◆嬬恋村のキャベツ畑
嬬恋村は標高700~1,400メートルの高原地帯にあり、夏場でも15~20℃と気温は冷涼。この気候がキャベツ栽培に適していることから、嬬恋村では夏から秋にかけてのキャベツ栽培が盛ん。
吾妻川、国道144号線を挟む、広域農道つまごいパノラマライン北ルートとパノラマライン南ルートの両サイドの、緩やかにうねる緩傾斜地にキャベツが植えられており、浅間山と四阿山(あずまやさん)を背景に美しい景観を見せてくれる。
収穫時期には、パノラマラインや国道沿いに立ち並ぶ直売所で、キャベツを中心とした高原野菜を販売している。
9月1日(日)には、広大なキャベツ畑の中心「愛妻の丘」で、普段なかなか伝えることができない言葉を叫ぶイベント「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(キャベチュー)」も開催される予定だ。
嬬恋村のキャベツ畑(つまごいむらのキャベツばたけ)
所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村
https://www.tsumagoi-kankou.jp/
◆吹割の滝
“東洋のナイアガラ”とも呼ばれる吹割の滝は、高さ約7メートル、幅約30メートルの横に長い珍しい滝であり、日本を代表する名勝だ。
清流の侵食によって多数の割れ目ができた河床の岩盤は、まるで巨岩が吹き割れたようで、その岩の割れ目に流れ込んだ大量の河水が滝つぼに跳ね返り、水しぶきを吹き上げる様子から、吹割の滝の名がついたとされている。
美しく荒々しい地形と豪快に流れる滝の姿は大迫力で、見ているだけで気分爽快だ。
吹割の滝(ふきわれのたき)
所在地 群馬県沼田市利根町大字追貝
https://www.city.numata.gunma.jp/kanko/fukiware/
2024.08.06(火)
文=CREA編集部