◆ぎふ長良川花火大会

 毎年夏に長良川河畔で行われていた中日新聞社主催の「全国選抜長良川中日花火大会」と、岐阜新聞社・岐阜放送主催の「全国花火大会」を一本化。昨年から「ぎふ長良川花火大会」として新たに始まった花火大会だ。

 有料の指定席と自由席があり、今年からは座席の角度を変えて、贅沢気分で花火を眺められる「指定席・最前列席リクライニングシート」、花火がよく見える堤防法面の平らな部分に2人掛けのベンチシートを設置し、プライベート感たっぷりに楽しめる「指定席・視界良好ペアシート」、最大6名で一緒に鑑賞できるマス席「指定席・ファミリー席」が新たに登場。多彩なシートが用意されているのがありがたい。

 大会自体は、超ウルトラワイドスターマインや、音楽に乗せて打上げるミュージック花火など、全国から集結した花火師たちによる選りすぐりの花火の数々が、岐阜の夜空に大輪の花を咲かせる。

開催日:2024年8月10日(土)19:30~20:40(予定)

ぎふ長良川花火大会(ぎふながらがわはなびたいかい)

所在地 岐阜県岐阜市 長良川河畔、長良橋下流~金華橋上流
https://nagara-hanabi.jp/

◆五色ヶ原の森

 五色ヶ原の森は、日本百名山のひとつである乗鞍山の北西山麓に広がる、3000ヘクタールもの広大な森林地帯。その広さは東京ドーム638個分に値する。森林内では可憐な花を咲かせる山野草や、貴重な高山植物を見ることができ、7月頃からハクサンイチゲやクロユリ、コマクサなどが美しい花々を観察できる。

 また、春から初夏の時期は、数多くの鳥の声を聞いたり、姿を見たりすることもできるので、双眼鏡を持参するとより楽しむことができるだろう。

 中部山岳国立公園の南端にある約3,000ヘクタールの広大な森の中には、雄大な滝や渓流、池、湿原が点在するため、大自然を思う存分満喫できる。

 森を知り尽くした「森の案内人(認定ガイド)」が、五色ヶ原の森の成り立ちや森のルールをレクチャーしてくれるので、誰でも安心して楽しめるのもよい(完全予約制)。

 雄大な自然を、「見て」「聞いて」「触れて」「嗅いで」、体感しよう。

五色ヶ原の森(ごしきがはらのもり)

所在地 岐阜県高山市岐阜県高山市丹生川町久手471番地3
https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_1205.html

2024.07.21(日)
文=CREA編集部