この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。
青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。
「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。熊本の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!
» #01 菊池渓谷
» #02 御輿来海岸
» #03 倉岳神社
» #04 山鹿灯籠まつり
» #05 通潤橋
» #06 草千里ヶ浜
» #07 球磨川くだり
» #08 白川水源
» #09 かっぱ滝
» #10 観光うたせ船
◆菊池渓谷
阿蘇くじゅう国立公園の一角に位置する菊池渓谷は広大な面積に美しい森林と渓谷が広がっており、四季折々に見せる渓谷ならではの自然美が魅力。夏の太陽に照らされた様子は幻想的で、多くのカメラマンがさまざまな情景を撮影しに訪れる。
渓谷内には大小さまざまな滝や瀬・淵があり、その美しさは「日本名水百選」や「日本の滝100選」に選出されるほど。うっそうとした天然生広葉樹で覆われた森と、阿蘇外輪山から湧き出した伏流水が、変化に富んだ景色を創り出している。
太陽の向きや気候条件によっては昼ごろには虹がかかることも。水しぶきがもたらすマイナスイオンとその情景に身も心も癒される。
菊池渓谷(きくちけいこく)
所在地 熊本県菊池市原5026(受付住所)
https://kikuchikeikoku.com/
◆御輿来海岸
御輿来海岸は、「日本の渚百選」や「日本の夕陽百選」に選定された景勝地。干満の差が日本一といわれる有明海の中でも、これほどの絶景が見られるのはここだけだそう。
年に数回ほど見られる、潮が引いた海岸の砂紋に夕日が重なり、なめらかな三日月形の模様が現れる日は「絶景日」と言われ、また格別。絶景日でなくとも、その光景は美しく、薄暮のときはパープルに、日中はシルバー、そして満月の夜はゴールドへ変化し、誰もが魅了されることだろう。
晴天時には有明海を挟んだ対岸の長崎県雲仙普賢岳も望むことができ、全国のカメラマンが多く訪れる名所となっている。
御輿来海岸(おこしきかいがん)
所在地 熊本県宇土市下網田町
https://kumamoto.guide/spots/detail/12235
2024.07.10(水)
文=CREA編集部