3つの人工島をつないだ規格外のスケール

　ザ・リッツ・カールトンは橋で結ばれた3つの島々と水上コテージエリアからなります。

ザ・リッツ・カールトンは3つの島と水上コテージエリアからなります。これらの島は実は砂を運んで造られた人工島。
ザ・リッツ・カールトンは3つの島と水上コテージエリアからなります。これらの島は実は砂を運んで造られた人工島。
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　レセプションがある島は24時間フィットネスジムやロングビーチ、テニスコートやゲームルームなどアクティビティが勢ぞろい。小山をくりぬいたような斬新なデザインのキッズクラブもあります。ここは、いわば遊ぶための島。

リッツ・キッズの入り口。この扉の向こうには子供が大喜びする世界が。
リッツ・キッズの入り口。この扉の向こうには子供が大喜びする世界が。
プロのテニスプレイヤーも常駐。
プロのテニスプレイヤーも常駐。

　次の島にはイタリア料理や広東料理などのレストランが集まっています。毎夕、「EAU BAR（オー・バー）」にはモルディブの伝統的な太鼓“ボドゥベル”を打ち鳴らしながら男性たちが現れ、円のカタチ（ここにもサークルのモチーフ！）をしたフレームに火を灯す儀式が。シェフが屋外の鉄板焼きテーブルで日本料理を供する「IWAU（“祝う”）」も。

水上に築かれたレストラン。入り口は別々ながら、内側でイタリアンの「ラ・ロカンダ」、広東料理の「サマー・パビリオン」などが隣接しています。
水上に築かれたレストラン。入り口は別々ながら、内側でイタリアンの「ラ・ロカンダ」、広東料理の「サマー・パビリオン」などが隣接しています。
オーダーする卵料理と、ビュッフェ、ヌードルステーションなど、選びきれないほどのラインナップ。
オーダーする卵料理と、ビュッフェ、ヌードルステーションなど、選びきれないほどのラインナップ。
ラ・ロカンダの店内。窓の向こうは光あふれるラグーンです。
ラ・ロカンダの店内。窓の向こうは光あふれるラグーンです。
毎夕開催される、夜を迎えるための太鼓と炎のイベント。
毎夕開催される、夜を迎えるための太鼓と炎のイベント。

　そしてビーチヴィラの島、水上コテージの海域と続きます。100棟あるヴィラも円形、ヴィラのプライベートプールも四角形ではなく、カーブを描いています。円がいくつも重なった広がりを感じるデザイン。

窓を全面開放することができ、周囲の自然とシームレスにつながる造り。
窓を全面開放することができ、周囲の自然とシームレスにつながる造り。
室内に用意された、ハットとバッグはお持ち帰りOK。
室内に用意された、ハットとバッグはお持ち帰りOK。
次のページいつまでも手を振って見送ってくれるアリス・ミーハに感動

2024.06.15(土)
文・撮影＝古関千恵子

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