梅干し入り!? のレモネードが地元で大人気
オアフ島の西、ワイマナロにある「ワイマナロ・カントリー・ファーム」は、2年前よりKCCファーマーズ・マーケットに毎週出店しており、農園主の娘、シャイアン・カドオカさんがお店を切り盛りしてレモネードを販売しています。
ここのレモネードは、ガラスのカップに入れて売られ、そのまま持ち帰れるのが特徴です。
農園ではレモンが年間を通して採れ、シャイアンさんの母親が作ったレモネードが美味しい! と評判になったことから、ファーマーズ・マーケットで提供するようになったとのこと。
2種類あるレモネードのひとつは、ローカルならではのリヒンムイパウダー(リヒンムイとは中国の乾燥した梅干を粉にしたもの)をまぜたもの。最初は遊びで混ぜてみたのですが、これが大変美味しく、この店ならではのレモネードが誕生しました。地元の人には大人気のリヒンムイのフレーバーですが、日本の観光客は、普通のレモネードのほうが好きなようです。
シャイアンさんも、レモネードはやっぱりシンプルなほうが美味しいのじゃないかな? と思っているそうで、暫くはこの2種類のみのようですが、これからも色々なフレーバーでレモネードを作っていきたいとのことです。
このブースでは、レモネードだけでなく、シーズンによって、トウモロコシやパンプキン、ひまわりの花なども販売しています。また、別のファーマーズ・マーケットには家族が出店しており、毎週各地のファーマーズ・マーケットでワイマナロ・カントリー・ファームのブースに出会うことが出来ます。
また、ワイマナロ・カントリー・ファームでは、毎年秋にカボチャの生産を祝うパンプキンパッチというイベントが行われており、ハロウィーンの時期には多くの人々がこのファームを訪れることでも知られています。
Waimanalo Country Farms
URL http://www.waimanalocountryfarms.com
Column
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2014.03.10(月)