「お酒と料理の相性でこんなに食の世界が開けるんですね!」
Stageではバースタイルの「小さなおつまみ」と題された22時以降も頼むことのできる酒の肴系のメニューと、「ジンのための逸品料理」と題されたしっかりとしたフードメニューが提供されています。
※メニューは取材時のもの。季節によりメニューは変更になります。
海老タルタルやフムス、しゅうまいといったおつまみメニューから〆のリゾットまで、しっかり食べられるメニューがあるのが嬉しいポイント。この日は「富士山サーモン カルパッチョ ハーブオイル」(1,500円)と「ジビエと豚肩肉の揚げサルシッチャ」(900円)をいただきました。
まずは「富士山サーモン カルパッチョ ハーブオイル」と「THE GARDEN」の組み合わせから。
カクテルには自家で発酵させたトマトのエキスとフレッシュバジルを使用しています。もちろん、サーモンのカルパッチョにもお店のこだわりが。川魚であるサーモンに同じく川の風味を感じる鮎の魚醤を加え、旨みに奥行きを出しています。さらに、屋上のハーブガーデンで収穫したハーブを用いたサルサベルデで和え、ハーブそのものもあしらっています。
屋上のハーブガーデンではさまざまなハーブを栽培しており、こうして料理に使うほか、ジンの香りづけに使うこともあるのだとか。
「料理もカクテルも、それぞれおいしいのですが、一緒に味わうことで、また新たな食体験ができるんですね。濃厚なサーモンの脂をハーブの爽やかな香りが洗い流してくれるだけでなく、トマトの旨みの余韻を感じるというか。ペアリングって楽しいですね」(影山さん)
2024.05.18(土)
文=CREA編集部
写真=佐藤 亘