この記事の連載
- 渋谷区ふれあい植物センター #1
- 渋谷区ふれあい植物センター#2
人を惹きつける“重力(GRAVITY)”に満ちた場所を俳優の影山優佳さんが巡る連載「NIPPON GRAVITY」。
第2回の行き先は多くの人が行き交う街・渋谷。駅から10分ほど歩いた場所にある“日本一小さな植物園”「渋谷区ふれあい植物センター」を訪ねました。
》後篇「渋谷区ふれあい植物センターを訪ねて」
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日本一小さな「育てて、食べる、植物園」
渋谷区ふれあい植物センターの設立は2004年。主に渋谷区の可燃ごみの処理を担う渋谷清掃工場の還元施設として建てられました。“渋谷の庭”として親しまれてきた同館が新しく「栽培・収穫・消費」を体験できる植物園としてリニューアルしたのは2023年の7月29日のこと。
「『農と食の地域拠点』として生まれ変わりました。内装やデザインが変わっただけでなく、中の植物もコンセプトに合わせて入れ替えています。ここで育てられている植物は食べられるものにしているんです。そうすることで『農』と『食』の循環を来場者に感じてもらえる場所になればと考えています」
そう話すのは「渋谷区ふれあい植物センター」の園長の小倉 崇さん。さっそく園内を案内してくれました。温室へと入る前に、まずは入口に入ってすぐ、1FのBOTANICAL STAND(ボタニカルスタンド)へ。ここにも植物園のコンセプトを体現する仕掛けがたくさん詰まっています。
2024.04.08(月)
文=CREA編集部
写真=佐藤 亘
ヘアメイク=遠山祐紀
スタイリスト=合田凪沙(ALCATROCK)