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グループ間の交流が見える場面も

 INIは、「LEGIT」と「MORE」を気迫あふれるパフォーマンス。さすがパフォーマンスグループというプライドを感じるステージで、INIの世界観に引き込んだ。

 久しぶりの KCON参戦となったRed Velvetは、凛としたお姫様ルックで登場し、「Chill Kill」「Queendom」「Feel My Rhythm」で魅了。

 堂々としたステージは圧巻の一言だった。

 この日、トリを務めたのは、SHINeeのKEY。炎が上がる中、アップテンポの「Gasoline」を力強いパフォーマンスで披露。

 1曲目終わりのMCでは、流ちょうな日本語で「最後の出番なので、少しプレッシャーなのですが、最後まで頑張ってみます。よろしくお願いします。ふぅ。もうこの体は16歳じゃないから。ちょっと時間が必要です」と話して、観客の笑いを誘う。トークで盛り上げる姿もさすがベテランと言ったところ。

 その他The Wind 、THE NEW SIX、 EPEX 、P1Harmonyなどの日本未デビュー組も、フレッシュなパフォーマンスで、日本のKーPOPファンたちを魅了。自分たちの魅力をしっかりとアピールできたことだろう。

 フィナーレは全出演者がステージに集結。B.D.UのジェイとMATTHEWがステージ上でおしゃべりをしたり、BOYNEXTDOORのジェヒョンがZEROBASEONEのハンビンの背中にぴょんと飛び乗り“おんぶ”状態ではしゃいだりと、グループ間の交流が見える場面も。最後は全員で手を振り観客に別れを告げ、3時間のイベントの幕を下ろした。

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2024.05.15(水)
文=酒井美絵子