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観客を熱狂の渦に巻き込んだZEROBASEONE

 サバイバル番組「BUILD UP」から生まれた四人組ボーカルグループB.D.Uは、しっとりとしたバラード曲をエモーショナルに熱唱。

 ZEROBASEONEと同じ『BOYS PLANET』出身のジェイの顔がスクリーンに映ると、ZE-ROSEたちの声援が飛んだ。

 7月に日本デビューが決まっているBOYNEXTDOORは、4月にリリースしたばかりのセカンドミニアルバムから「So let's go see the stars」と「Earth,Wind & Fire」を披露。

 軽やかなダンスと豊かな表情が好印象だった。

 NiziUは、韓国デビュー曲「HEARTRIS」を溌剌とパフォーマンス。登場した瞬間、会場をハッピーオーラに包んでしまうパワーはさすがだ。

 「SWEET NONFICTION」ではトロッコに乗り、アリーナ外周を回りながらファンと交流。客席にボールを投げる姿もキュートだった。

 ASTROのチャウヌは、せり上がりから堂々と登場。「STAY」と「Fu※king great time」を情熱的にパフォーマンスした。

 ウヌがシャツを捲し上げて美しい腹筋をチラ見させるたびに、会場からは絶叫に近い悲鳴が響いた。

 観客を熱狂の渦に巻き込んだのが、ZEROBASEONEだ。1曲目は新曲「Sweat」。野外コンサートにピッタリのサマーソングだ。

 観客の掛け声もバッチリと揃っていて、単独コンサートかと錯覚するほどの一体感。

 『ゆらゆらー運命の花ー』はトロッコに乗って、スタンドのファンにも挨拶。MATTHEWはご機嫌な様子でハートを飛ばしまくり、ハンビンは手持ちカメラでメンバーの顔に急接近。

 サビの「ゆらゆらbaby baby」は観客全員で大合唱! 彼らの勢いを感じさせる時間となった。

 KCONのシグネチャーコーナーであるDREAM STAGEの主人公にも抜擢。

 これは事前オーディションの合格者とともに「MELTING  POINT」を踊るという企画で、ステージに上がった参加者はもちろん、メンバーたちも楽しそうに踊る姿が印象的だった。

2024.05.15(水)
文=酒井美絵子