老舗ホテルのもてなしと上質スイーツを堪能する旅

◆【南京東路】大倉久和大飯店(ダーツェンジゥフーダーファンディエン)

 中山地区の中心に位置し、移動に便利な立地、そして「オークラ」らしいきめ細かであたたかな心配り。戻るたびにドアマンの出迎えにほっとするようなホテルだ。

 館内各所に本物のアートが飾られ、優雅でオーセンティックな雰囲気が心地よく、リピーターが多いのも頷ける。

 実は、このホテルを選ぶもう一つの理由はスイーツ、という人も多い。特にパイナップルケーキはイラストがかわいいパッケージと、みっちりとして混じりっ気のないパイナップルのおいしさで有名だが、館内1階にあるパティスリー「The Nine」には上質なスイーツがずらり。

 人気のパイナップルケーキなどと同じデザイナーによる台湾らしいイラストのグラス入りプリンは、お部屋で食べてグラスは持ち帰って思い出のひと品にしたくなる。

大倉久和大飯店(ダーツェンジゥフーダーファンディエン)
(The Okura Prestige Taipei)

所在地 台北市中山區南京東路一段9號
電話番号 02-2523-1111
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
客室数 207
料金 6,000元~
http://www.okurataipei.com.tw/ja-JP

※表紙と巻頭グラビアに登場した「&TEAM」NICHOLASのスペシャルインタビュー、台湾で必ず食べたい小籠包魯肉飯の名店、メイドイン台湾の美しい日用品などが盛りだくさんの「行かなくちゃ、台湾」特集は「CREA」2024年春号でお読みいただけます。

2024.03.31(日)
文=北條芽以、高田真莉絵
写真=衛藤キヨコ、橋本 篤、志水 隆
コーディネート=矢作晃之(TOP TAIWAN)

CREA 2024年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

行かなくちゃ、台湾

CREA 2024年春号

行かなくちゃ、台湾

定価980円

名物をしみじみ味わって、のんびりと街歩きしたい台湾は、少し見ぬ間に懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化していました。次の旅は台北から足を延ばして、嘉義、台中、大渓など地方へも。行かなくちゃ!台湾へ。