佐々田とそれを取り巻く人間関係を見ていると、胸がざわざわする。でもワクワクしたり、クスっと笑えたりする。
不思議な距離感の、正反対のようにも思える二人には、何かが変わったとしても何も変わらないでいてほしい。
そうしてほんの少しでも、佐々田の、誰かの、生き辛さがなくなる世界になればいいなと願う。
未来屋書店明石店・井村有希さま

佐々田と高橋。
凸凹コンビで補い合えるのでは!
「距離感が欲しい」と言われてちゃんと考えている優希も偉いなぁ…と。
今後の2人の関係が楽しみです
文真堂書店ビバモール本庄店・山本智子さま

お話の合間に出てくる自然の表現が綺麗でした。帰り道の道端にある植物たち、カナヘビのまばたき、心臓の動き、森の中の匂い、木漏れ日、作者の方もきっと自然がお好きなのだろうと思いました。タイプの違う2人が周りの友達と共にどう成長していくのか楽しみです。
マルサン書店サントムーン店・川澄さま

学校生活のささいな事、友人たちの会話、先生、すべてが伝わる。誰しもこんなことあったなあと感じさせる作品。主人公「佐々田」さん、もの静かだけど、周りの人たちを大切にしていて、好きなものも大事にして、揺るがないところ、好きです。
匿名希望

なんてことのない日常の裏にある、今の学生の生きにくさがじわじわと伝わってくる作品でした。
匿名希望

大きく異なる個性を持つ2人が、それぞれの成長を伴いながら程よい距離感を探っていく。
その結果友達と呼べる関係となれたなら、それはとてつもない幸運だなと。
そんな事を感じました。
匿名希望


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佐々田は友達 1

定価 770円(税込)
文藝春秋
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2023.12.11(月)