『実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました』『女の体をゆるすまで』で知られるペス山ポピーさんがペンネームをスタニング沢村と改め、はじめて長編フィクションに挑戦した『佐々田は友達』のコミックス第1巻が発売されました。
あらすじ
高校2年生がはじまって1週間。まだクラスの中に居場所を見つけられない佐々田絵美は、放課後がおとずれるのが何よりの楽しみ。 無心で歩く、昼とも夕方ともつかぬ金色の帰り道、いつもと違う寄り道をした先で、佐々田が出会ったのは、クラスいちの騒がしい同級生・高橋優希。 他人との“距離感”の違うふたりは、少しずつ“変身”していくことになります……。
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発売に先立ち、第1巻を読んでいただいた書店員さんたちから到着した熱いコメントをご紹介します! 読者のみなさまの感想も、ぜひ編集部宛にお届けください。
世間が決めた「友達」のカテゴライズにのらないカンケイがあってもいい。二人の間だけにある「友達」カンケイがあっていいと思います。そんなことを主張したくなるマンガでした。
金高堂書店・澤村さま
クラスのグループの雰囲気、カースト上位の空気感、人に怒られてしまった佐々田の気持の抱え方、なんて描写がうまいのだろう…と、しばらくボーっとしてしまいました。
心に秘めたモヤモヤや、悪口気味のセリフなどが嫌に感じない(絵柄がほんわかしてるので)だけどものすごくリアルでした。ぜひ続きを読みたい作品‼
丸善 日吉東急アベニュー店・館石さま
じっくりと読ませて頂きました。というかじっくり読めるマンガでした。
この学生生活も、友達も、青春も、好きなことも、日常も、とても良い距離感と雰囲気があって、優しいマンガでした。友達でさえ、ずっとその関係を保つのは全員として難しいと思いますが、その中でも一生長く付き合う友達もいるわけで、佐々田と高橋はその関係になるのかなと、見守っていきたいと思います。
三省堂書店海老名店・近西良昌さま
2023.12.11(月)