■アップルパイの作り方
(1)残りのパイ生地を冷蔵庫から取り出して台にのせ、めん棒で直径約24センチにのばす。パイ皿に敷き、冷蔵庫で最低10分冷やす。
(2)冷蔵庫から取り出し、薄力粉を内側の底部分に薄くふる。
(3)りんごの水気をペーパータオルで吸い取り、できるだけ隙間ができないようにりんごを敷き詰める。
(4)1センチ角にカットしたバターと、残りのブラウンシュガー10グラムをまんべんなく散らす。
(5)ふち部分に刷毛でとき卵を塗り、デザイン生地を冷蔵庫から取り出して上にのせ、はみ出した部分をナイフで切り落とす。
(6)楊枝で全体に穴をあけ、冷凍庫で15分冷やす。とき卵を刷毛で表面にぬり、中ザラ糖、自然塩を順にふる。
(7)220度にあたためたオーブンで15分、190度に温度を下げて45分焼く。パイ皿ごと網に乗せ、常温になるまで冷ます。
(8)パイ皿の中でカットして取り出す。常温になるまで冷ますとカットしやすいが、それでも1スライス目は崩れやすいので注意。
デルーカ家のパイ
幾何学模様で装飾された見たこともないパイの数々。著者は、NY を拠点にクリエイティブディレクターとして活躍する渡邊デルーカ瞳さん。夫は DEAN & DELUCA の創始者であるジョルジョ・デルーカ氏。瞳さんは、ジョルジョ氏のために「おいしいお菓子を作ってあげたい……」と、その一心で、くる日もくる日もキッチンで奮闘を続けます。材料や道具、作り方の一つ一つを追求し、改良を重ね、その研究の成果とパイのレシピを自身のブログで公開。そのレシピはさらにブラッシュアップされ、本書ではその最新版を掲載しています。日本の家庭でも同様に作れるよう、手に入りやすい材料や道具を微調整。また、シーズンごとにデルーカ家の日常を写真と共に収録しています。
定価 2,200円(税込)
文化出版局
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2023.12.05(火)
文=CREA編集部
撮影・スタイリング=渡邊デルーカ瞳