この記事の連載

保存容器で生地を作るからこねずに簡単、失敗しないパン作り! 

 「パン作りは難しい」。そう思っている人はたくさんいます。生地作りは力を入れて何十回もこねたり、ときには打ち付けたりと力がいりそう。手にベタベタと生地がついたり、台所中に粉が飛び散る様子を想像して、作る前に諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。また、パン作りに挑戦してみたけれど、うまくできなくて遠ざかってしまった人もいるかもしれません。

  この本にあるパンの作り方は、東京のワンルームマンションでひとり暮らしを始めた娘にも作れるように、と考えたもの。一口コンロしかない極狭キッチンで焼きたてパンが焼けるようになったのです。

 必要なのはA4サイズの紙、1枚分のスペース。パンを作ったことがない人や、これまでにパン作りを挫折してしまった人に、自信をもっておすすめする方法をぜひ試してみてください。

Vol.01 シンプルな白パン
Vol.02 型なしちぎりパン
Vol.03 長時間熟成カンパーニュ


Vol.02 型なしちぎりパン

おやつにもなるかわいい「ちぎりパン」を作ろう!

  人気の「ちぎりパン」は型なしで簡単に作れます。この生地はバター入りでリッチ。何もつけなくてもおいしい甘めの生地に、かわいいトッピングをしてみてください。

※必要な道具はvol.1を参照

■材料(焼き上がり約25cm×25cm)

・強力粉:300g
・砂糖:大さじ3(30g)
・塩:小さじ1(5g)
・ドライイースト:小さじ1(4g)
・牛乳:160ml
・熱湯:80ml
・無塩バター:10g

〈仕上げ〉
・溶き卵:大さじ2
・スライスアーモンド:32枚
・レーズン:16粒
・チョコチップ:32粒

■下準備

・天板にオーブンシートを敷き込む。
・焼き始める少し前に、オーブンを160度に予熱する。

■作り方

〈生地を作る〉

(1)熱湯にバターを入れて溶かし、牛乳と合わせて40度くらいにする。

(2)容器に生地の材料をすべて入れ、カードを使ってよく混ぜる。粉っぽさがなくなってから、さらに2分ほどしっかり混ぜ込む。表面がなめらかになればOK。

(3)完全に混ざったら、生地をまとめ、容器の中心に寄せてふたをする。一回り大きな容器に約60度のお湯を入れ、生地の容器を湯せんで温める(一次発酵)。

(4)30~40分後、生地が2~2.5倍になれば一次発酵が完了。

(5)容器から作業台に取り出す。打ち粉(強力粉、分量外)をふり、手で押してガス抜きをする。

2023.06.15(木)
文=梅田みどり、CREA編集部
撮影=清水奈緒