Magnificent View #078
バンベルクの旧市庁舎(ドイツ)

(C) Bruno Ehrs / Corbis / amanaimages

 ドイツ南部バイエルン州のバンベルクは、世界遺産にも指定された美しい街。第2次世界大戦においてもほぼ被害を受けることなく、中世の面影をそのまま残している。

 その旧市街を流れるレグニッツ川の中洲にあるのが、かつての市庁舎。15世紀半ばに、オーベレ・ブリュッケと呼ばれる橋とともに建造された。

 なぜ、こんな変わった場所に市庁舎が築かれたか。その答えは、この街の権力構造にある。建築当時、バンベルクは領主司教によって統治されていた。ゆえに市庁舎のための土地が与えられず、やむなく、司教の支配がおよばない川の中に人工の島を造ったのだという。

 川へとせり出した木組みがかわいらしい小部屋、騙し絵のようなフレスコ画で飾られた外壁、そしてロココ調の広間など、この建物には見どころが満載だ。

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