時代に呼応する味わいの“ネオどぶろく”が次々と

 どぶろくと言えば、年配の方が好んで呑むイメージがありますが、令和の時代に突入し、若い世代にも好まれそうなどぶろくを造る新しい醸造所が次々と誕生。エレガントだったり華やかだったり、これまでのイメージを払拭する“ネオどぶろく”が登場しています。

 加えて、美肌効果を期待できたり、腸活できたりと、その健康美容効果も嬉しいところ。

 この夏におすすめの“ネオどぶろく”を、どぶろく好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」のしらいのりこさんと、シライジュンイチさんに教えてもらいました。

#1 【岩手】とおの屋 要「どぶろく 生酛」

 どぶろく特区にも認定されている、どぶろく文化が根付く土地、岩手県・遠野にある美食家が集まるオーベルジュ「とおの屋 要」が仕込んだどぶろく。従来のどぶろくのイメージを覆すエレガントな味わいで、国内外ともに大人気。

「どぶろくのおいしさと奥深さを知った1本です。無農薬無肥料で育てたお米を、低温の環境でじっくりと発酵させて造られるとおの屋のどぶろくは、うまみ、酸味、苦み、アルコール感のバランスが最高!」(しらいのりこ)

とおの屋 要
【岩手県】

配送方法 冷蔵
https://nondo-tono.life/

2023.07.12(水)
文=CREA編集部
撮影=釜谷洋史