一流の庭園デザイナーとのコラボレーションによる“緑豊かな非日常空間”
◆湯村温泉 緑屋
温泉旅館ブランド「緑屋」を展開する陣屋グループによる、ニューフェイスが兵庫県の湯村温泉に誕生した。
湯村温泉は兵庫県北部但馬地方の新温泉町にあり、約1,200年前に開かれたと伝わる歴史ある温泉で、“美人の湯”としても知られるところ。
![ロビーラウンジ。写真奥は、緑あふれるラウンジスペース(フリーイートスペース)。ガーデンカフェにて地元食材を活かしたフードメニュー、アルコールを用意。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/1280wm/img_63674fac3dc45d22bbfb024d5c966bb9158129.jpg)
2023年4月1日(土)にグランドオープンした「湯村温泉 緑屋」は、そんな湯村温泉に位置している。
特筆すべきは、英国チェルシー・フラワーショーで3年連続ゴールドメダルを受賞している、庭園デザイナー石原和幸氏がプロデュースした庭園や四季折々の緑や花で溢れた温泉旅館だということ。
館内は、平面・天井・壁の三次元で緑を感じて楽しめる空間造りとなっている。
![客室の一例。スーペリアルーム。ベッド4台と広々とした畳のスペースを確保した部屋もあり、ファミリーやグループでの宿泊に最適。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/0/1280wm/img_20b25e1051c240713bc862b55d0d075f123688.jpg)
![石原和幸プロデュースの庭園や緑を設置した、源泉掛け流し総檜風呂付プレミアムルームでは、“美人の湯”として知られる温泉を部屋で満喫できる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/0/1280wm/img_90141e83add5ce79173b3e43d6393263123611.jpg)
木の温もりあふれる全10室の客室は、自然素材を使ったインテリアで統一されている。全室無料Wi-Fi完備で、アメニティの数々もこだわりの品揃え。
また、石原和幸氏がチェルシー・フラワーショーでゴールドメダルを獲得した庭園の一部を再現した部屋もある(※プレミアムルーム、ファミリールーム)。
![世界的庭園デザイナー石原和幸プロデュースの庭園付露天風呂。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/2/1280wm/img_32742e79dd362c8702193ba2c56b021c189692.jpg)
温泉施設は、庭園デザイナー石原和幸プロデュースの庭園を眺めながら湯浴みができる大浴場と庭園付露天風呂がある。
なお、庭園付露天風呂は貸し切りにすることが可能(先着順)。四季折々に表情を変える庭園と源泉かけ流しの湯を独り占めできるうえ、空きがあれば何度も利用できるとは、なんとも贅沢なかぎりだ。
![源泉蒸し料理など、地元食材をふんだんに取り入れた体にやさしい自慢の朝食。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/a/1280wm/img_6a021dfb2b1e562cfffdec3f6a6d0461156489.jpg)
「湯村温泉 緑屋」は“「まち」と連携したおもてなし”をコンセプトにしているため、料理は基本的に朝食のみの提供(アラカルトはあり)。
自慢の朝食は、湯村温泉の源泉を活用し、素材の旨みを引き出した「ヘルシー源泉蒸し料理」など、地元食材をふんだんに取り入れた体にやさしいメニューが並ぶ。
夕食は、地元の名産牛を使った特製カレーや、蟹ドリアなどのアラカルトメニューを用意しているが、できるだけ街に出て、湯村を楽しんでもらおうというスタイルをとっている。
近隣のおすすめ飲食店を案内してくれるほか、近隣の提携レストランの料理をデリバリーすることも可能だ。
上質な温泉宿でのんびり過ごしつつ、湯村の街歩きを楽しむ。
「湯村温泉 緑屋」は、この土地ならではの新しい楽しみ方を叶えてくれる宿といえそうだ。
湯村温泉 緑屋
所在地 兵庫県美方郡新温泉町湯1326
電話番号 050-3091-0532(代)
https://www.midoriya-ryokan.jp/yumura/
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
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2023.06.20(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)